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郵政民営化の意義の大きな一つは、財投に流れる資金を
抑制することにあるということは前に書いた。
http://blog.melma.com/00099352/20050219230949
一方で、財投の入口が郵政公社だとすれば、
財投の出口は財務省理財局である。
こちらの議論もしなければバランスを欠くだろう。
これは、財務省全体にも言えるのであるが、
最大の問題は相次ぐバッシングで力が弱くなりすぎて、
族議員や利権官庁に対して「ノー」と言えなくなって
しまっている所にある。
郵貯、簡保という財投債を含めた国債の安定的な引受け手がおり、
資金が簡単に集められる一方で、金庫番が弱ければ
そりゃ、いいように食い物にされるわな。
郵政民営化によって入口を抑える一方で、
出口の「金庫番」である財務省の権限を強化することが
財投改革の両輪だと言っても過言ではない。
残念ながら日本には、国家が国家として機能することが
気に入らない人達がいて、イラクに行って自衛隊に嫌がらせを
するのと同じ感覚で、財務省バッシングを続けている。
結果として、彼らの思惑通り、財投があちこちで焦げ付いたり、
国家財政が危機的状況になったりして、
日本の国力の低下につながってしまっている。
だが、その手の連中に日本を潰されてたまるものか。
今こそ、財投改革の一環として財務省の強化に取り組むべきだし、
そうすれば、それはさらに日本の財政全体の再建にも
つながっていくことになる。
正しい政策が進められることを切に願う。
http://blog.melma.com/00099352/20050902231236
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