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“ワイドショー選挙”の賞味期限切れかけ?
今回の衆院選は、テレビのニュース番組だけでなく「小泉劇場」がワイドショーにも食い込んできている。しかし連日、これでもかと選挙の話題が集中すると、視聴者は食傷気味にも。ワイドショー選挙の“賞味期限”は投票日まで持つのか。
今回の選挙でワイドショーがいかに多く選挙ネタを扱っているかは、今回と2003年10月公示の衆院選時の新聞のテレビ欄を見比べれば一目で分かる。
今回は「今日公示、“サラリーマン増税”家計に打撃? 各党は」(日本テレビ)、「必見7党生激論」(TBS)、「注目の勝敗ラインは」(フジテレビ)、「“岐阜の乱”熱戦密着」(テレビ朝日)など、8月30日の公示日にはワイドショーが軒並み選挙の話題をトップに掲げ、芸能ニュースを押しのけた。
過熱気味の報道は解散直後から始まり現在まで続く。「刺客」「くノ一」「激突」といった刺激的な文字が紙面に躍る。「選挙がこれほどワイドショーで取り上げられたことはなかった」と話すのは放送評論家の志賀信夫氏だ。テレビ朝日広報部の担当者は「多彩な経歴をもつ女性やホリエモンなどの有名人が立候補しており、取り上げやすい材料がそろっている」と言う。
読売新聞のインターネット調査によると、1日に3時間以上テレビを視聴している人の57%が自民党に投票したいと回答。逆に30分未満の34%が民主党に投票したいと答えており、ワイドショー選挙は今のところ自民党に風を吹かせているといっていいようだ。
ただ連日の報道に飽きがきていることも確か。志賀氏は「露出度が高い候補者は『また同じことをしゃべっている』という印象を与えてしまえばかえってマイナスになる」とみる。政治評論家の小林吉弥氏は「テレビの騒ぎに踊らされるのではなく、演説を自分の耳で聞き、候補者の信念や心意気を直に感じて、候補者を見定めたうえで投票するのが有権者の責任」と自覚を促す。
http://www.chunichi.co.jp/05sousenkyo/050902T1554002.html
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