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岐阜1区に出馬した自民党公認の佐藤ゆかり氏(44)は、「不倫」報道にノーコメントを貫いた。「『不倫メール』500通」と題した記事が掲載された「週刊文春」が発売された1日、「いいんじゃないの? まだ若いんだから」などと受け止める有権者はいたが、陣営はピリピリムード。関係者は報道を否定も肯定もせず、取材陣に「不倫」に関する質問をしないようにと要請するなど徹底ガードした。
佐藤氏は「不倫」報道に沈黙を貫いた。岐阜市北部を中心に選挙活動を繰り広げたこの日、午後8時前、個人演説会を終えた同氏は「週刊文春の報道は目を通したか」の質問に一瞬立ち止まったが、すぐに迎えのワゴン車に乗り込んだ。うっすらと笑みを浮かべていたが、口を開かなかった。
終日、数人のスタッフに囲まれて行動した。同行した関係者は「(週刊文春の報道に関する)質問は一切しないでください」とピリピリ。質問しようと近づいた記者にひじでブロックした。陣営関係者は「このような時期に、このような報道が出たことには意図的なものを感じている。あのような怪文書のたぐいには一切コメントしません」と厳しい表情。「事実無根か」との問いには「あのような怪文書のたぐいには一切コメントしません」と繰り返し、否定も肯定もしなかった。「今は選挙に集中させる。今後の対応は選挙が終わってから考える」と話した。
有権者の反応は割れた。街頭演説を聞いていた農業を営む男性(65)は「新聞広告で見た。まだ若いんだから恋もできる。いいんじゃないの? 小泉さんが好きだから佐藤さんに投票するよ」。主婦(44)は「買って読んだ。本当なら投票したくない。ちょっと生活のレベルが違いすぎて、この辺の事情とか、住んでいる人の気持ちが分からないような気がする」と怒っていた。
ライバルとなる野田聖子氏はこの日、選挙区を留守にして応援のために京都と徳島へ出向いた。陣営では「報道が出たということで何ら変わることはない。読まれる方はいらっしゃるだろうが、有利になるとか、不利になるとか、ということは考えていない」と静観の構えだ。
佐藤氏は街頭演説で「岐阜1区に嫁いで来るつもりで参っております。末永くお付き合いいただければと思います」と連呼していた。【桐越聡】
【岐阜1区】柴橋正直(26=民新)野田聖子(45=無前)佐藤ゆかり(44=自新)小川理(52=共新)※年齢は投票日(9月11日)現在の満年齢
[2005/9/2/14:02 紙面から]
http://www.nikkansports.com/ns/general/p-so-tp0-050902-0010.html
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