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首相の神通力読めず ─ 「朝日新聞・神奈川」
http://www.asyura2.com/0505/senkyo13/msg/244.html
投稿者 天木ファン 日時 2005 年 9 月 02 日 14:54:03: 2nLReFHhGZ7P6
 

<11区>首相の神通力読めず


 「小泉さんは選挙で郵政民営化しか言わない。これが日本の総理なのか。横須賀の地域経済は深刻です。地域があっての国なんです」

  民主に悩み?

  1日正午過ぎ、横須賀市の京急横須賀中央駅前で、民主党新顔の斉藤勁候補の声が響き渡った。

  この日は早朝から京急久里浜駅で通勤客を対象に演説。午前中は選挙カーで市内を遊説し、昼の横須賀中央駅前の演説を挟んで、午後3時からは隣駅の京急汐入駅前に移って再び演説に臨んだ。

  党本部は「小泉首相VS.民主党」の重点区と位置づける。この日、羽田孜元首相が選挙区入りしたように、毎日のようにベテランが応援に参入する。

  だが、陣営内にはこんな見方もある。「反応はいいが、もう一つ攻め手に欠ける」

  演説の最中、通行人が足を比較的とめる場面がある。国会審議で民主党議員がよく取り上げてきた、小泉政権の前後の「完全失業者数」「自殺者数」などの数字を斉藤氏が持ち出し、「政権は八方ふさがりじゃないですか」と訴えた時だ。しかし、ある幹部はこう漏らす。

  「批判は受けはいいかもしれないが、民主党が政権交代を期待させる魅力的な夢を示さないと地元の有権者の票は取り込めない」

  斉藤氏は「愚直に訴えるしかない」との姿勢を貫く。午後7時、京急北久里浜駅前で帰宅途中の会社員らを前に演説し、この日の選挙運動を締めくくった。

  地元入りせず

  小泉首相は「防災の日」のこの日、千葉市であった8都県市合同防災訓練の視察などに追われた。前回03年選挙と同様、今回も地元入りする予定はない。横須賀市の選挙事務所では市議2人が支援者らの応対に当たった。

  公示の30日の出陣式での意外な顔ぶれが、陣営内でも憶測を呼んだ。レバノン、ヨルダン、パレスチナ、エジプトの4人の駐日大使が現れたのだ。11区には、首相の外交姿勢を批判した元レバノン大使の天木直人候補が無所属新顔で立候補しており、「天木氏を意識した行動ではないか」(陣営関係者)との見方も出た。

  真の敵は別に

  首相陣営は今回の目標を、前回獲得したのと同じ17万票に置く。陣営幹部は「小泉さんが勝負に打って出た解散で、地元で票を減らすことはできない」と意気込む。

  選挙戦を担う市議の一人は「本当の敵は斉藤陣営とはみていない」と語る。前回は次点の民主候補の得票の約4倍という大勝ぶりで、ハードルは高い。自民票以外につかんだ地元の無党派層の票を今回も同じように引き寄せることができるのか。「投票率が上がることも予想され、まだつかめない」と選対関係者。

  実弟で秘書の小泉正也氏が党の支持組織や団体などに支援を求めたり、市議たちが自分の後援会をとりまとめたり。「あるじ」不在のなか、地元で展開するのは「定番」の選挙戦だ。

  共産党新顔の瀬戸和弘候補はこの日、三浦市を中心に街頭演説し、郵政民営化をはじめとする小泉政権の主張に反対の論陣を張った。

  無所属の天木候補は「日本は、軍事国家になっていく米国の手かせ足かせに苦しんでいる」と外交政策中心の訴えだ。無所属新顔の羽柴秀吉候補は選挙戦後半から街頭演説を始めるという。


(其山史晃)


http://mytown.asahi.com/kanagawa/news01.asp?c=3&kiji=3976

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