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「イラク派遣、もっと争点に」=全議員にアンケート−違憲訴訟団体【05衆院選】
http://news.goo.ne.jp/news/jiji/seiji/20050901/050901X149.html?sp=elex
自衛隊のイラク派遣は憲法違反だとして、全国で訴訟を起こしている団体が1日、派遣延長などについて、衆参両院の国会議員を対象に実施したアンケート結果を公表した。回答率は、わずか10.9%の低調ぶり。団体関係者は「衆院選の争点として、もっと意思を明確にすべきだ」と訴えている。
アンケートを実施したのは「イラク派兵違憲訴訟の会・東京」(代表・尾形憲法政大名誉教授ら)。今年7月22日から、8月8日の衆院解散を挟んで同月25日までの間に、衆参合わせ719人を対象に行い、回答があったのは79人だった。党派別では、自民12人(「党政務調査会」としての回答1件を含む)、民主36人、公明2人、共産18人、社民7人、無所属など3人、無記名1人。
「再延長」については、2人(いずれも自民)が「すべきだ」と回答、65人が「すべきでない」とし、12人が回答拒否した。「サマワを非戦闘地域であると思うか」には、5人(自民2人、民主3人)が「である」とし、62人が「ではない」、12人が拒否した。
郵政民営化をめぐる騒動ばかりが目立つ今回の衆院選。自衛隊のイラク派遣は12月14日に期限を迎えるが、延長について、自民党の小泉純一郎首相は8月29日の党首討論会で「12月近くになったら考える」と明言を避けている。
訴訟の会は「期限3カ月前に行われる衆院選は非常に重要だ」としている。
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