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貧困に喘ぐ日本人(負け組み)の激増
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日本は今急速に高齢化が進んでおり、政府・マスコミからは幸せな高齢化社会という話ばかり出てきています。
では以下の数字は一体どういうことでしょうか?
日本国民貧困率 15.3% *先進国では世界第3位
66〜75歳の貧困率 19.5%
76歳以上の貧困率 23.8%
66歳といえば退職したばかりの年齢層ですが、ほぼ2割の人が世界的にみて<貧困層>と定義されているのです。
日本は世界でも有数の生活水準の高い国と見られていますが、それはスポットライトが当たるごく一部の人の話であり、1.2億人の人口のうち15%、即ち1,800万人もの人が貧困に喘いでいるとされているのです。
マスコミ等で報道されますのは上場会社の社員のボーナスや賃金のことであり、確かに上場会社の社員は素晴らしい年収を貰いよい生活を送っています。
ところがそれは極わずかな数字であり、95%の国民は関係ない話なのです。
今年7月7日に厚生労働省から発表されました【国民生活基礎調査】によれば、55.8%の世帯が<生活が苦しい>としており、4,632万3,000世帯がありますから、何と2,584万世帯が生活苦に直面しているのです。
この調査では全世帯の平均所得(2003年)は579万7,000円であり、これは7年連続して減少しているとされています。
そして65歳以上の高齢者世帯では所得は290万9,000円であり、前年よりなんと13万7,000円も減っており、10年前(1993年)の水準にまで戻ってしまっているのです。
しかも、64.2%の高齢者は年金しか収入がない状態になっており、これは10年前に比べ10.2ポイントも急増しているのです。
確かに家もあり借金もない引退した2人がのんびりした生活を送るには290万円でも多いくらいかも知れませんが、高齢者が裕福な生活を送っているというのはスポットライトがあたる極一部の<勝ち組>の人たちであり、大多数の高齢者はさほど余裕のない生活を送っているのが実情だといえるのです。
そして、この290万円も、収入の多い一部の<勝ち組高齢者>が平均値を引き上げているものであり、実際には200万円以下の収入しかない高齢者が多くいるはずです。
ここで若い世代に目を向けてみたいと思います。
18〜25歳の貧困率 16.6%
この世代ではニートと言う働かない若者が60万人を超えているとされており、しかもまともに働くという気がない若者が多くいます。
若者の失業率は10%を越えていますが、働かずして親のすねをかじっている若者が多くいるのです。
彼らは、年が行きましてもまともに働くことは出来ないはずです。
なぜなら汗を流して働いたり、苦言を言われながら働くということを嫌っているからです。
そんなことをしてまでは働く必要はないと。親に頼れば何とかなるさ、と。
彼らは、今後日本経済を担う存在になるのではなく、働かずして生活保護を申請したり、親が蓄えてきた資金を当てにした生活を送るようになり、税金も払わないいわば“お荷物”になるのです。
今、この“お荷物”が増えてきており、この先、日本人で若者の5人に1人か4人に1人は貧困層という異常な状態になるのは必至だといえます。
トヨタをはじめ多くの企業は高齢者の資産を目当てに高級路線を進んでおり、今後一部の高齢者資産家だけを相手にしたビジネスが花盛りになりますが、大多数の<負け組み高齢者>は企業からも社会からも見捨てられた存在になるのは必至です。
今、米国も日本も<勝ち組>を如何に<勝ち組>にするか、だけが議論されており、必ず襲ってくる大恐慌では更にこの<勝ち組>から多くの<負け組み>にふるい落とされ、ほんの一握りの<超勝ち組>だけが生き残ることになります。
この<ふるいわけ>は日本には1億円以上の資産を持っている資産家が100万人以上いるとされていますが、これを一気に1万人、1,000人以下にするほどの過激さをもっています。
そのまま<超勝ち組>に入るか、それとも今は<勝ち組>でも今後<負け組み>に落とされるか、は個々人のリスク判断に掛かっています。
本レポートのAPPENDIXをご覧頂ければそれがお分かり頂けると思います。
http://www.collectors-japan.com/nevada/main/m_050801_1.html
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