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(回答先: Re: 経団連が支持、財務官僚が支持、ホリエモンが支持、マスコミが支持・・・小泉自公政権が誰の味方かわかりそうなものだが 投稿者 南青山 日時 2005 年 8 月 30 日 05:30:00)
経団連なんて日本帝国主義独占ブルジョワジーの実体そのものである。日本支配階級なのだ。
経団連中自民支持が8割なら、残り2割は民主党にきまってる。
共産党はこの一部を21世紀の早いいうちに見種連合政府を作る提携対象としているのだからお笑いであるが、これが日本の階級情勢の悲劇的現実である。
さてミヤケンは1970年代の早い時期に民主連合政府を作るといっていたが、時はすでに「21世紀」になったが、いつまでも願望が成就できないでいる。それでもあいかわらずお題目のように「民主連合政府」(かなりトーンは弱まっている)と言っているわけだが、現実は党勢凋落、国会議員大幅減少。民主連合政府どこじゃない、仕方がなく「たしかな野党を」といわざるを得ない状況。野党にさえもなれずに消滅の縁にあえいでいるのが現実ではないか。
共産党は、今度の選挙では、ほとんどの選挙区に候補者を出し、小泉の郵政民営化反対の「民主勢力」を背後から撃つ結果となっているために、顰蹙を買っているが、まさかの逆転を狙って、党も本気だ。自民と民主を戦わせて漁夫の利を狙う(民主党は自民と公明の相打ちを狙って漁夫の利を狙う)。彼らにとって、これだけがすべてなのだ。すべての問題は「議会へ!」。その意味で必死なのだ。革命?革命とは議会で「民主勢力」が多数派をとること。ただそれだけ。
小泉内閣による衆議院解散は憲法違反だとのことだが、日曜討論会でこれを言っていたのは田中康夫くらい。今の野党はこのような論議すらできないし、する気もないし、その日その日が平穏無事に過ごせればそれでよい、議員の地位さえ守ればそれでよい、ってなもの。
日本人は馬鹿だとか、ゆで蛙だとかのたまう御仁が輩出しているけれども、このようなアパシーを作り上げたのは野党そのものに原因がある。政治は議員にまかせてくれ、ならばまかせたからあとはよろしく、・・・そして選挙にも行かない。戦後60年、新憲法のもとで、選挙のたびにこのような歴史が繰り返されて、結果として大量の棄権者の発生。それでも、選挙に行かなくても議会がある以上は民主主義が守られていると思い込まされているのだ。それでも投票に行かない人々をなじるのだから、なんともはや。大衆は「野党」によって魂を抜かれ眠り込まされているに過ぎない。
阿修羅はその眠りを覚ます役割を担うべきである。
政治というのは放置しておくと、与党野党とも馴れ合いで、次第に支配階級が議会のすべてを押さえ込んでしまう機関に、容易になりうるという、歴史がある。そして戦後60年を経過するうちに同じ歴史を繰り返そうとしていることに気づくべきである。
屈辱的ではあるが、支配階級に隷属する形で労働者階級合がある。連合があり、全労連がある。アメリカでもブッシュがイラクへ軍事侵略を開始したときには、AFL-CIOは祖国防衛主義に転じて破廉恥にもブッシュを支持した。労使協調主義のみを追求した結果として、支配階級の意のままな行動を、労働貴族や組合内部(ダラ幹)からも許す羽目に。連合の笹森なんて憲法改悪を資本家と一緒になって言っているらしい。民主党も改憲だ。共産党は自衛隊合憲・天皇制容認に綱領を切り替えたのだから、「9条擁護」なんて、心の中では本気で思っていない。だから野党全体の言うことが白々しい。彼らの神経は票のみに集中している。
連合(日本労働組合総連合会)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8A%B4%E5%83%8D%E7%B5%84%E5%90%88%E7%B7%8F%E9%80%A3%E5%90%88%E4%BC%9A
全労連(全国労働組合総連合)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E5%8A%B4%E9%80%A3
日曜討論会ではで自民の茶坊主枯れ芝(冬柴)が、社民の福島が、小泉の郵政民営化への暴走は米国の対日要求にもとづくと言及した際、「国民の不安を煽るようなことを言うな」って恫喝してたよねえ。一同シュンとしてそれで終わり。これが「討論」の現実だ。
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