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http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20050829k0000e010048000c.html
八代元郵政相:自民対応に怒りと恨み 顔こわばらせ切々と
「今の自民党執行部に決別の道しかない」。八代英太元郵政相(68)は29日午前、東京都北区の事務所で記者会見し、東京12区(北区、足立区西部)からの無所属での出馬を表明した。党の対応への怒りと恨みが入り交じった会見は約30分に及び、その後、離党届を出した。
午前11時前、会見場に車椅子で姿を現した八代氏は、自民党の区議たちを従え顔をこわばらせて切々と語った。「党執行部から18日朝、『必ずあなたには福祉枠との思いで(比例での擁立を)考えている』と言われた。『心配するな、バッジを付けさせる』とも言われた。引き下がることはできない」と話した。
記者団から「比例から出すと約束されたのか」と問われると、福祉枠での擁立の話とともに、「小泉(純一郎)総理からは『おれを信じてくれ』と4回言われた」と明かした。小泉首相については「いつまでも小泉劇場の羊であってはならないと思う。今でも素晴らしい総理と思っているが、ことここに至っては、今の自民党とは決別しなくてはならない」と述べた。
また、同席した自民党の北区区議団の山崎満幹事長は会見後に記者に囲まれ、「区議団の9人全員が八代さんを支援する」と明言した。
会見後、すぐに東京・平河町の党本部で離党届を出した八代氏は「(対応した武部勤党幹事長らに)思い出いっぱいの党本部ですから、いつ敷居をまたぐことがあるか分からないが頑張りますと申し上げた」と明かした。
一方、公明の太田昭宏氏(59)は午後0時半ごろから、足立区内の事務所で会見し、「影響は当然ある。厳しさが増したと思う」との見方を示した。しかし、「私は自民党のみなさんからご理解いただいて、推薦をいただいている。連立与党の代表として選挙戦に挑む」と言葉を選びながら話した。
自民党都連では29日午前10時過ぎから、党本部1階にある都連の会議室に役員が集まり、太田氏を都連を挙げ支援することを確認した。北、足立両区の支部が八代氏を支援した場合は処分対象とすると警告する方針だ。
東京12区からは、他に民主前職の藤田幸久氏(55)と、共産新人の野々山研氏(42)が立候補を予定している。【渡辺暖、高島博之、大槻英二】
毎日新聞 2005年8月29日 12時14分 (最終更新時間 8月29日 15時11分)
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