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(回答先: (これまでの10年に引き続き)日本でさらに50年のデフレが続くことは確定しています.それがエクソダス2005の真義です. 投稿者 馬場英治 日時 2005 年 8 月 29 日 14:32:44)
パラグラフ#10の冒頭で,
> 私が提唱するエクソダス2005(脱亜自立)がこれらのいずれとも異なるまったく新しい
> 路線であるということはご理解頂けるでしょうか?残念ながらこの運動がどのような形で
としていますが,(脱亜自立)は(脱米自立)の誤りです.お詫びして訂正します.
1885年福沢諭吉は「時事新報」紙上の社説の中で「脱亜入欧」と「東洋盟主」の2つの
スローガンを掲げました.福沢のこの「脱亜論」はしばしば日本の大陸侵略イデオロギー
の原点であるとして強い批判にさらされてきましたが,私の「脱米自立」をそれにリニア
に接続するもの,ないしその単純な折り返しというふーに理解されても困ります.というか
この標語を選んだのはそれが「説明不要な程度に単純」というだけの理由です.
もし,脱米自立が「脱亜入欧」の裏返しであるのなら,むしろ「脱米帰亜」とでもしなくては
なりませんが,あまりゴロがよくないし,かつ私には日本の東アジアにおけるポジションと
方向性がまだ定まっていないという認識があります.※ここで私が強調したいことは,対
米従属からの路線転換であり,対米自立ないし対米独立というところにあるので,脱米
自立とするのが,もっとも落ち着きがよいように感じています.対米自立としないのは,こ
の運動が「反米」であるかのように誤解されてはならないと考えているからです.
※日本はなんどか東アジアにおける経済活動でリーダーシップを取ろうとしたことがあり
ますが,そのたびにアメリカ政府によってブロックされてきたため,方向性を失ったのだ
と考えられますので,アジアに回帰するというのはおそらく自然な流れになるでしょう.
私はまだそこまで読めませんが,「脱米転亜」というのもあるかもしれません.
旧宗主国とかつての植民地が仲良くやってゆけるように,今後とも日本とアメリカは緊密
な関係を維持してゆくことが可能であるし,またそれが最善であることは言うまでもありま
せん.我々が拒絶しているのは経済活動をガチンコの(何でもありの)経済戦争とみなす
ようなアメリカの常軌を逸する自己本位な考え方,ダブルスタンダードです.経済活動は
本来平和的友好的なものであり,かつそうあるべきであると思います.※本来というとこ
ろには異議があるかもしれませんが,経済活動の根幹が「等価交換」にあるとすれば,
相手に損害を与えるような経済行為はまったく別の名前で呼ばれなくてはなりません.
【「戦後60年」―「脱亜」の転換を】
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