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「9.11総選挙」堀江氏が立候補宣言し最大注目の広島6区。地元民からの一考察。
http://blogs.yahoo.co.jp/speculator_oyazi/MYBLOG/yblog.html?fid=763543&m=lc
2005/8/26(金) 午後 10:04 | 9.11総選挙「広島6区」 | 株式
「プログ」記事としては自重していた内容だが、「全国ニュース」と地元での状況雑感が違いすぎる事の溝を埋めるために記事にした。「著作権」「公職選挙法」の問題もあり、公示前には削除する。内容は状況報告に重きを置き、どの候補にも中立的であることを心掛けた。
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参議院での「郵政民営化法案」否決を受けての衆議院解散、総選挙が9.11に決定した。「郵政民営化」反対議員の急先鋒「亀井」代議士は自民党を離党し「国民新党」を結成。その選挙区での「自民党」の対抗候補(刺客?)に注目が集まる中、19日、「堀江」ライブドア社長が、当選挙区から無所属での立候補を表明し、当夜「尾道」入りした。これにより「9.11総選挙」の最大注目選挙区となる。
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「選挙区概要」
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広島6区は、中選挙区時代の旧広島3区の西側を縦に切り取る形で設定された(画像@参照)。票田は、尾道、三原、府中市などで、有権者数は「34万人」程度。現在の経済情勢は、前記3市に於いては、「造船」「海運」「工作、産業機械」「自動車部品」等で活況である。ただし、”忙しいが儲からない”が現状だ。
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「立候補予定者概要」
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前職の「亀井静香」代議士は皆さんご存知のとうり、自民党の派閥リーダーで「反小泉」の急先鋒。大臣を歴任し自民党政調会長から総裁選立候補の大物議員である。
「亀井静香」ホームページ → http://www.kamei-shizuka.net/
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民主党の前職「佐藤公治」代議士は、小選挙区では2回落選だが、2回とも比例で当選。この選挙区は、共産党が比例票狙いで候補者を擁立してきたが、実質的2候補(自民、民主”自由”)はいずれも当選してきた。「佐藤公治」氏は、二世議員だ。お父様は、大臣を歴任した「守良」氏で、自民党、田中派、小沢Gの重鎮で、公治氏もその絡みで「自由党」→合併「民主党」からの立候補だ。
「佐藤公治」ホームページ → http://www.satoukouji.jp/profile/index.html
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話題独占状態の「堀江」ライブドア社長。詳細は皆さんご存知でしょうから割愛する。記事後半に注目情報を記載した。
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「選挙区情勢」
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前回の選挙結果は、
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「亀井静香」(自民前)117,659票・・「佐藤公治」(民主前)100,677票・・「寺田明充」(共産新)10,846票
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前回の選挙は接戦だった。派閥リーダーの「亀井」(国民新党)氏は選挙期間中一度も選挙区に帰れなかった。そのため苦戦を強いられた。「亀井」氏の地盤は県北で、支持団体は、建設、造船、海運業界が主力だ。自民党の実力のため中央政界や官僚組織に多大な影響力を持ち、地場地方議員、産業界からの支持は厚い。
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「佐藤」(民主党)氏のそれは、地盤の「沿岸部」の親父さんの支援者と、「民主党」関連労組の支援だ。この選挙区は昔から旧民社党が強く、「造船重機労連」三菱重工系・日立、内海造船系・北川鉄工系・「ゼンセン同盟」帝人系・トスコ系などの労組票があり安定的な選挙をしてきた。
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最大の「ボラティリティー」は「創価学会」票の行くへだろう。もともと「亀井」氏は”反創価学会”だったが、前回の選挙では、『選挙区は亀井。比例は公明』を支持者に訴えて創価学会票を取り込んだが、今回は「郵政民営化」で「公明党」に逆らっている。一方「佐藤」氏は、全くの地元民ではない。”東京生れの東京育ち”で、話し言葉も地元民と違う「スタンダード日本語」だ。選挙時の有力部隊の「小学校」「中学校」同窓会も・・・東京だから票には結びつかない。「守良」氏の息子・・・以外に存在価値は少ないか?しかし、安定した「労組票」と父親からの地盤を持ち、無党派の票も取り込める。幅広い支持者層が強みだ。
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「状況分析」
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全国放送のニュース番組の”いい加減なタレント評論家?”の予想は的外れで、地元では「佐藤」氏の優勢視が一般的だ。失う票がない。自民党非公認の「亀井」氏は圧力団体の支持が得難くなっているだろうし、「創価学会」票も充てにし辛いだろう。もともと「特定郵便局長会」は、田中派で現状の小沢G(小沢一郎氏は、夕刊フジにて、郵政民営化すれば過疎地の郵便物は10倍になる!とかのコメント。「黒猫ヤマト」は10倍か?)の「佐藤」氏指示だろう。「亀井」氏の真意は、郵政民営化よりも「反小泉」だろう。「堀江」社長は、真意が「売名行為」で、投票率アップからの浮動票頼みか?・・・この観測は、「マスメディア」の大きな間違いだった!!
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「堀江」ライブドア社長
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なんと・・・広島6区に隣接する地区にある「地場大手企業G(非上場)」が、「堀江」氏を支援している。なんで?その企業の協力会には具体的な「堀江」支援要請が来ている!!なんで?”その会社の重役の息子が「ライブドア」の関係者”とかの説明があるが、私が聞いた話の内容からの分析では・・・
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その「地場大手企業G」は、先代からの元総理大臣の支援企業で、広島県の勢力では、池田元総理以来、圧倒的だった。最近「亀井派」に県会議員選挙等その勢力を奪われて来た経緯がある。そのため勢力挽回策を講じ、先の「広島県議会議員選挙」の広島6区の有力選挙区では、昔の「亀井」氏の秘書経歴の現職を、前記勢力が推す新人候補者が破った。
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「堀江」社長の立候補は、「売名行為」が主目的としても、現在報道されていない大きな事実がある事に驚いた。「堀江」社長の実力は不明だが、取り巻きの「参謀」も多いだろう。単なる「思いつき」からの立候補宣言とも思えなくなってきた。私は・・・「総選挙」とかは恐ろしいイベントだと再認識したしだいだ。
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(参考インデックス)
http://www.pref.hiroshima.jp/senkyo/senkyo/shugi_kekka2/04.html#6
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/05/index.html
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/03/st34.html#6
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/00/index.html
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