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「自民圧勝」仰天独自調査の波紋、楽観視に懸念も ---「単独過半数うかがう勢い」
総選挙公示(30日)を控え、自民党内に追い風ムードが広がっている。自民党が最近実施した独自調査で「自民圧勝」という結果が出たためだ。小泉自民による造反組潰しの刺客戦略などが奏功したとみられる。小泉劇場の第一幕は、自民党が民主党に大差を付けたかたちだが、9月11日の投開票に向け、与党内では楽観論が広がりすぎることへの懸念も強い。
自民の独自調査では「自民、公明両党の獲得議席が過半数を大幅に上回る」との結果が出たという。小泉首相は、8日の解散会見で、勝敗ラインを「自公両党で過半数(241)以上獲得」と設定、過半数割れなら退陣すると表明していた。今回の結果は、首相の目標を大幅に上回り、「自民党の単独過半数獲得もうかがう勢い」すら示したとされる。
自民党の解散時の議席(249人)から郵政民営化法案の造反組37人を除くと212人。公明党の34人を加えても、過半数をわずかに上回るだけだが、調査結果は、その水準を軽く突破する。
一方、民主党は、解散時の174人を10人前後下回る結果となり、岡田克也代表が目指す単独過半数とはほど遠い。
解散後、首相は造反組の非公認を表明し、刺客候補として著名な女性候補を相次いで擁立。こうした劇場型選挙を世論が好意的に受け止めている傾向は数字にも示されている。
だが、自民党は深刻な分裂選挙という事態に陥っており、公認候補の支援を求める党本部に県連が反旗を翻すねじれ現象も相次いでいる。
与党内では、公示前の「自民圧勝」という数字が一人歩きすることへの警戒感は強く、公明党の神崎武法代表も「自民が240〜250議席を取るという見方がある。そういう可能性もあるが、選挙は投票日までどう変化するかわからない」と懸念を強調した。
ZAKZAK 2005/08/27
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