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>将来は民営化か廃止 郵政改革で岡田氏
>民主党の岡田克也代表は28日夜、郵政改革について
>「民主党が政権をとれば、すべての情報を開示して何がベストか、
>国民が納得できるような民営化か、廃止のシナリオを説明したい」
>と述べ、将来は郵便貯金、簡易保険の民営化や廃止を目指す
>考えを表明した。都内で記者団に述べた。
>小泉純一郎首相と与党は郵政民営化を衆院選の最大争点と位置付け
>「民主党は明確な対案を示していない」との批判を強めている。
>このため民主党は衆院解散後、預入限度額の段階的引き下げによる
>郵貯縮小案を示していた。岡田氏は民営化を含む将来像を示すことで
>さらに一歩踏み込んだ形だ。
>岡田氏は、同党内に民営化に反対や慎重な議員がいることに関し
>「時間(をかけること)を考えれば(説得)できると思う。
>最終的にそう(民営化か廃止)することはみんな理解している」
>と述べ、党内の意見集約に自信をみせた。
これを見て、「民主党すばらしい」などと言う人がいるのだろうか?
「廃止」まで言及し、一見厳しそうなことが書いてあるが、
「期日」については何も言及していない。
どうせ、政権なんて取れないし、万が一取れてしまっても
そのうちウヤムヤにできると高を括っているのがミエミエだ。
どうせ、「絵に書いたモチ」ならちょっと過激そうなことを
書いておけば、「内容は民主党だ」などと言ってくれる人が
いるだろうと皮算用をしているのだろうか?
しかし、「郵政民営化」の最大のハードルは
それを実現するために、政治的に腹をくくれるか否かにある。
自民党は「次の国会に法案を再提出する」という。
そのウラには、これまで自民党の最大の集票マシーンであった
全国特定郵便局長会を切ってでも進めようという覚悟がある。
じゃあ、民主党に郵政の労働組合を切る覚悟があるのか?
それが、無いから彼らの案に「期日」が入っていないのだ。
そんな改革案なんて、単なる紙切れじゃないか。
そもそも、その内容についても、当初の現状維持に始まり、
それが、批判されると「預け入れ限度額」の縮小による公社縮小案。
http://blog.melma.com/00099352/20050813231103
それも、辻褄が合わないことが批判されて
苦し紛れに出してきた案がこれだ。
だが、せっかく、組織もインフラもある郵貯や簡保の事業を、
世の中から消してしまうことに何の意味があるのだろう?
NTTやJRのように民営化して株式を広く売却すれば、
何兆円もの株式売却収入が国庫に入ることが見込めるはずなのに。
まして、そこには何十万人もの人が働いているのである。
その人達の雇用はどうするつもりなのだろうか?
民営化によって民間とのイコールフィッティングさえ確保されれば、
その新しい会社で頑張ってもらえばいいじゃないか。
などと言っても、どうせ、作った人間自身が
始めから「絵に描いたモチ」であることを前提に作ってるんだから、
内容に言及するのもバカバカしいか...
ともあれ、私は民主党という政党を心底から軽蔑する。
一方で、別に私は自民信者でも小泉信者でもないが、
今回ばかりは自民党の刮目するほどの大勝利を
心の底から願ってやまない。
http://blog.melma.com/00099352/20050828224306
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