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(回答先: あっしらさんの最初の投稿の論旨には賛同しましたが,このレスは頂けません. 投稿者 馬場英治 日時 2005 年 8 月 27 日 21:09:32)
馬場のお兄様、
毎度でございます。
あっしら様へのレスにあたくしの言うことなど引かれて
何かの役に立ちますかね?
雑談板の方にお返事しようかと準備してはいましたが、
こちらで手短に済ませることにします。
あたくし自身、決して
『民主党は隠れ社民だ』一辺倒の単純理解をしているわけではありません。
民主党「本体」においてはあっしら様のおっしゃるような性格が主流になってると思いますよ。
少なくとも一見したところは。
でも、前も書いたように
民主党の中にもまあ色んな人がいますからねえ。
横光克彦・元社民党副党首兼国会対策委員長の民主への移籍の経緯がどうだったかは知りませんが、
(参考:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050809-00000105-yom-pol&kz=pol )
保坂展人氏なんかは、民主党の方から
公認するから選挙に出ないかと打診されていたようです。
それはつまり、民主党はもともと
社民勢力を招来しようという考えの党員を擁していたということでしょう?
民主党自ら社民党員を引き込もうというのですから、
社民からの移籍組は当然、
今後民主党のアピアランスを利用しながらも、
実質的には社民に近い政治活動が出来るのだと見て良いのではないでしょうか。
実際民主のマニフェストを見てみますと、
これまでは社民が票を集めていたが、
党勢の衰えのためにケアが行き届かなくなる怖れのある
反戦、護憲、社会・環境への問題意識の強い層をさらうためのキーワードが
ちゃんと押さえられています。
「NPO(非営利法人)を育成し、市民活動を活性化」
http://www.dpj.or.jp/manifesto04/9_3.html#n5
その内容を見ますと、その実現が
社会主義インターナショナル運動家(の衣をまとった過激派、カルト他)
の新たな資金源や温床を生む可能性はあると思いますね。
(あたくしは社民は労組の他、
各種市民団体やその辺りの勢力を擁し、協働してきたと理解していますから。)
ここでは『民主党の中の社民性』についてのみ述べるに留め、
逸脱するのはやめておきますが、
あたくしにとっては、確かに耳触りは良いものの
そこここにどうも気になるディテイルが少なくなく
(具体性に欠けていて、
成りゆきによっては凶の方向に転びそうな曖昧性を含んだ表現も見受ける)
手放しでは受容しかねる民主党マニフェストです。
(馬場さま、念のため。
年金の件に関しておっしゃっていたことは分かりますよ。
馬場さまのような方にも年金が届いてほしいと思っています。
財政改革が必要なのは当たり前で、それについては異論などありません。
それがまず日本人本位に行われるならば。)
あたくしのようなことを言っていてはどこにも投票できないと思うでしょう。
実際、どの魚を取っても臭いのは同じといった所感です。
正直言うと、どこが勝つかよりもむしろ、
あらゆる政策が議会でちゃんとしたプロセスを経て審議されるための
透明性やチェックシステムの回復の方が大切なのではないかと思うんですよね。
ヘンな法律が簡単に成立してしまわないように、
否決されるべきものが、ちゃんと否決されるように。
ではまた、ごきげんよう。
参考記事:
「2005夏 総選挙 激変 どうなる社民党」
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20050823/mng_____tokuho__000.shtml
「国会NOW:辻元氏頼みとは 福島社民党」
http://www.janjan.jp/kokkai_watch/0508/0508261490/1.php
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