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菅直人の今日の一言
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■ 官僚とけんか師
Date: 2005-08-25 (Thu)
地方では小泉首相に対して懐疑的な雰囲気が強いが、大都市部で小泉フィーバーが残っている。「仲間を切るくらいだから改革もやるのだろう」という期待だ。しかし道路公団の民営化を見ればわかるように、自分が指名し参議院議員を辞めて就任させた近藤総裁は天下りも官製談合も野放し。民営化後には公団幹部3人と共に自ら「天下り」。
天下りを甘く見てはいけない。あの薬害エイズも一種の官製談合が生んだ犯罪。つまりミドリ十字の社長が元厚生省薬務局長で、既に安全な加熱製剤がアメリカで開発されていたのに自社で開発できるまで認可を遅らせ多くの犠牲者を出した。小泉首相は役人の嫌がる「天下りの禁止」は全くやろうとしない。天下りをするためには官製談合が必要で税金が何千億、何兆円と無駄に使われることは既に述べたとおり。
小泉首相は官僚に上に乗ったけんか師で、自民党内のけんかにはめっぽう強いが、官僚の天下りは一人として止めたは無い。
<追伸>
今日は朝、みのもんたの朝ズバに出演した後、新潟1区の西村ちなみ、長野4区の堀米征雄、長野2区の下条みつ、長野1区の篠原孝、書く予定候補の応援に出かける。
■ 天下りと官製談合
Date: 2005-08-24 (Wed)
22日午後から23日、24日にかけて北海道、兵庫、岡山と応援に出かけて今日昼帰京。ようやく「刺客」騒動も終わり、本格的な政策による政権選択になってきた。崩壊が進む年金改革がやはり急務だ。また財政破綻の最大の原因である官製談合と天下りの組み合わせを根絶すること。小泉内閣では天下りは抑制するどころか、例外規定を悪用して、本来禁止されている退職後2年間の天下りまで大量に認めてきている。天下りに手をつけなければ官製談合は止まらず、莫大な税金の無駄遣いはやまない。小泉首相は官僚のいやがる天下りには手をつける気はない。
■ 精神鑑定
Date: 2005-08-22 (Mon)
「小泉さん、狂っている」という声を地方で聞く。「精神鑑定が必要」という過激な声もある。地方で朴訥に毎日の仕事に追われている人からすると 、今の小泉さんの言動は理解を超えている。しかし大都市では未だに「期待感」の方が大きいと世論調査に出ている。「純ちゃんと、叫んだ私が恥ずかしい」と一旦は冷えた人がまた「純ちゃん」と叫んでいる。二度もだませる小泉純一郎は稀代のペテン師だ。
小泉首相は政策的にも郵政民営化の効果を、資金の流れを特殊法人から民間にという主張は引っ込め、「公務員の削減」と表現を変えてきた。しかし「人件費の削減」とは言わない。今の郵政公社の人件費は自前だから、公務員でなくなっても「人件費の削減」にはならないから。しかも民営化しても「国家公務員共済」にとどまることになっている。これでは「準公務員」だ。とにかく形だけ「民営化」することに狂奔している。
政府系金融機関の不良債権が巨額に在ることが明るみに出始めた。つまり、郵貯、簡保に融資が不良債権となっているということ。この問題を放置して郵政改革はできない。
■ 準公務員
Date: 2005-08-21 (Sun)
昨日は大阪でテレビ出演をした後、福岡、熊本と街頭演説や集会で挨拶。テレビでは竹中大臣と2回目の直接対決。小泉郵政民営化で資金は「民」には流れないという私の主張に反論できないため、今度は竹中氏は「郵政の公務員を民間人に変えることが改革だ」と強調。しかし小泉民営化が行われても郵政公社の職員は年金は公務員共済に残る。もともと郵政公社の場合、給与は税金ではなく郵政公社の事業で自前で払っている。それが「民営化」されても人件費は変わらない。年金が公務員扱いのままで本当に「民間人」といえるのか。準公務員ではないか。しかも将来年金給付に必要な資金の不足額は10兆円近いと谷垣大臣が国会で述べている。これは税金で穴埋めするのか、それとも民営化した会社負担か明らかでない。
■ 農村地域
Date: 2005-08-19 (Fri)
自民党の刺客騒動が続く。郵政と刺客騒動に対する見方は大都市と地方ではかなり差がある。「やりすぎ」「地方の切捨て」というのが地方の声。大都市ではまだ刺客騒動を「改革」と見る人も多い。
昨日のテレビ出演で郵政民営化は都市と農村で受け止めが違うという意見が出た。確かに、郵便局にコンビニを併設するといっても四国の田舎町では駅前商店街は閑散としており、24時間営業しても客はいない。逆に銀行もないような農村地域から郵便局がなくなると年金の受け取りさえ困難となる。小泉総理はこうした農村地域についてまったく実感をを持っていない。
金融部門は縮小するが全国のネットワークは維持するという民主党案は都市と農村の両方を考えた改革案だ。
■ いじめっ子
Date: 2005-08-18 (Thu)
昨日は神奈川の3選挙区を遊説。テレビでは安倍晋三氏と2度目の討論。私が、小泉郵政民営化は350兆円の資金は「官から官」で、名前は変わっても特殊法人に融資される構造は変わらないと述べたのに対し、安倍氏は反論できず。この間の竹中、安倍両氏との論争で民主党の郵貯、簡保の縮小の民主党郵政改革案のほうが本当の「官から民」ということは明らかになった。
小泉総理の造反組に対する「刺客」選びが続いている。学者の中には「腹を立てた子供が近くにあるおもちゃを手当たり次第投げつけている状態。いじめっ子の典型」と指摘し、、このやり方がまかりとおると子供の教育に困るとの声があがっている。民主党は私を室長に自民党分裂選挙区について対策室を立ち上げた。2大政党のもと、まとまっている民主党と分裂自民党という構図を明確にしていく。
「あなたは政権交代に賛成ですか、反対ですか」、これをスローガンにするようにメールでアドバイスをいただいた。分かり易くてよい。
■ 政権選択
Date: 2005-08-17 (Wed)
民主党のマニフェストが発表された。自民党は小泉総理の「郵政民営化」のみを争点に総選挙を戦おうとしている。これに対して東大の前学長ら民間有識者で作る「21世紀臨調」は、これでは郵政以外の政策は白紙委任になるから、政権選択のためには他の重要政策も議論すべきと指摘。また自公の「連立政権公約」を示すことを求めた。当然のことだ。
解散から10日、ようやく民主党の反撃体制が整ってきた。第一弾は郵政改革の明確化。つまり、350兆円の資金が官から民に流れず「官から官」のインチキな小泉郵政民営化に対して、03’年、04’年の民主党マニフェストにも盛り込まれている郵貯・簡保の縮小で、官の資金を確実安全に民に還流させる民主党郵政改革案を対置すること。
第二段は財政再建の道筋を争点とすること。つまり、自公政権は政府税調が出したサラリーマンへの10兆円増税で財政再建をめざしているのに対して、民主党は、官製談合による税金のねこばばと天下りを止めさせ、公務員の人件費に削減などで併せて年間10兆円の歳出の削減をめざすことを争点化。
第三段は他の重要政策の争点化。まさか小泉総理も「郵政民営化さえできれば外交も年金改革も少子化対策も全てうまくいく」とまでは言わないだろう。アジアを軽視し、常任理事国入りの頓挫など八方塞の小泉外交、年金一元化を柱とする民主党の年金改革案。そして官製談合を野放しのまま公団幹部の天下りによるインチキな小泉道路公団民営化か、それとも道路公団の廃止と無料化の民主党案か。こうした重要政策課題で自民党に攻勢をかける。
2大政党のもとで初めての政権交代が実現するかどうか、政権選択の選挙にしなくてはいけない。
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