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舌鋒鋭く小泉政治を批判。
札幌出身の評論家・西部邁氏が25日、衆院選に出馬を表明している鈴木宗男元代議士の応援弁士として札幌を訪れ、午後6時から同氏の事務所で「緊急政治講演会」を開いた。
西部氏は、さまざまな社会問題や北海道の活性化などをテーマとした勉強会「札幌発言者塾」通じて、地元支援者との交流を重ねてきた。
今回の総選挙に関しても、地元有志らが西部氏を講師に招いた政治講演会を企画。その際、鈴木氏後援者からの紹介があり、開催会場として札幌市中央区の鈴木宗男選対事務所(大通西6丁目)を借り受けることとなったという。
西部氏は講演会に先立ち「言葉は悪いが評判が悪かった鈴木さんをどうして応援するに至ったかを説明すると、鈴木さんは少々乱暴かもしれないけど、情熱と行動力を持った政治家。クレイジーなまでに一方的にほえる人ではない。私は過去、リクルート事件で中曽根さんがバッシングを受けたときも応援しようと立ち上がり、全てはマスコミのガセネタだと元気付けた。鈴木さんもマスコミに一方的にやられている政治家の一人。私はこういう処遇の人を応援し続けてきたが、大体間違ってはいない。情熱と行動力ある政治家が追い出されるのをだまって見ているのは情けない。こうした情けない生き方はしたくないと鈴木さんを応援することにした」と語った。
西部氏は「小泉政治の虚妄を衝く―奈落に向う日本社会―」をテーマに講演。舌鋒鋭く小泉政治の問題点を指摘した。
また、鈴木元代議士が挑む選挙戦については「鈴木さんが当選するか否かは興味深々。今、小泉首相がしかけているやけくそ、自爆解散選挙だが、現行の政局の中で小泉首相の動きに否と唱えることができる可能性が高いのが鈴木さんだ。新党を結成したほかの政治家を見ても、批判する姿勢も腰砕け。絶望の限りの政局の中のたった一つの希望だ」と力説した。
さらには武部勤自民党幹事長に対し「あのバカなことをやっている武部という人も北海道出身だ。本当に困った人で頭もスカスカ。子どもっぽい単純さで、自分の半年後も見通せていない。小泉首相と並ぶ政治の絶望の種だ」とこきおろした。
続けて、小泉政治の被害を被っているのは北海道であることや、戦後60年も経っていながら、子孫に残すものは何もない国づくりをしていること、国際的な資源エネルギーの確保合戦についていけず、蚊帳の外に置かれていること、アメリカにべったりの態勢を安穏と続けていることなどを指摘し、国家の危機管理の危うさを嘆いた。
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