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《ニッポンの政界はサムライ映画の様相を帯びている》
フランスの『ル・モンド』が8月23日の記事で今回の自民党の騒動と刺客戦略を皮肉っぽく報じている。
《このたびの日本の選挙は、9月11日に向けたキャンペーンの正式な開始より先に、際立ったメディア向けの言い回しがはやっている。まさにサムライ映画から取ったコメンテーターの言葉遣いがそれだ。すなわち“刺客”と“女刺客”が舞台の前面に出ているのだ》
《滑稽さと悲劇性と、陰謀と裏切りと、その混沌の中で自民党員はまるで小規模のシェークスピア劇に耽っているようだ。半世紀にわたって権力が安定していた自民党は今、小泉純一郎首相によって引き起こされた身内同士の殺りくから無傷でいられない危険を冒している》
『ル・モンド』は、“刺客”のホリエモンと“女刺客”、《チャーミングな元テレビ司会者小池百合子や元ミス東大の片山さつきなど“改革のマドンナ”たち》のプロフィルを紹介した後、次のように締めくくる。
《今のところ、小泉陣営の人気は高い。しかし風向きは変わるかもしれないと、政治学者たちは強調する。現場では、分離派打倒のため急ごしらえの“刺客”の攻勢は選挙組織の要塞にぶつかる危険をはらんでいる。少しずつ、有権者は政策の問題点により関心を持ち始めている。長野県知事のような改革者が小泉氏に対抗している事実が、燃え上がっている首相のみが政界刷新の専売特許ではないことを明るみに出している》
http://www.lemonde.fr/web/imprimer_element/0,40-0@2-3216,50-681731,0.html
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