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民主党:目玉候補擁立を模索 自民に対抗も出遅れ響く
毎日新聞 2005年8月24日 3時00分
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20050824k0000m010166000c.html
民主党が衆院選で、前回(03年)の選挙で行わなかった比例代表単独での目玉候補擁立を模索している。同党は従来、選挙区で勝てる候補を作るため、候補者には原則比例単独での出馬や名簿順位の優遇を認めず、同一順位で小選挙区と重複立候補させてきたが、自民党が「女性枠」など比例候補の活用で注目を集めたため、対抗策が必要との判断に傾いた。ただ、30日の公示を前に出遅れており、擁立は困難な状況だ。
「衆院選はどうですか」。民主党の選対幹部は21日、宮城県の浅野史郎知事に電話し、比例東北ブロックからの出馬の可能性を探った。浅野氏が10月の県知事選に出馬しない意向を示したためだが、浅野氏は知事の任期を全うするとして、今回国政には転じない考えを伝えた。出馬の打診は「無理だと確認した」(幹部)だけで終わった。
関係者によると「比例単独での目玉候補擁立」の方針は16日、岡田克也代表と玄葉光一郎選対委員長が協議して決めた。候補者擁立の「例外」扱いについては、代表に一任するとされている。
すでに自民党の比例候補が次々と話題に上るなか、岡田氏は「理念も何もなく有名人をかき集める、という手法は絶対とらない」として「民主党らしい候補」をリストアップするよう関係者に指示した。
選対関係者は岡田氏の「別の狙い」を明かす。例えば北海道ブロックの場合、前回、小選挙区で出馬した11人のうち7人は小選挙区で勝ち、4人が比例で復活当選した。候補者が「比例で復活できる」と安心させないよう、名簿上位に比例単独の候補者を置いて復活当選の枠を狭め、運動量を増やす狙いがある−−というのだ。
しかし岡田氏の要求水準にかなう候補者を短期間に発掘するのは難しい。選対幹部は「相当いい候補者でないと、他の候補者に納得してもらえない。中途半端に色気を出さない方がいい」と半ばあきらめムードだ。
毎日新聞 2005年8月24日 3時00分
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