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【広島】
「亀井党」の地に亀裂 6区、異例の地元密着
2005年08月23日
出生地の広島県庄原市に開設した事務所で、支持者と気勢をあげる亀井静香氏(手前右)=21日、同市新庄町で
高校生たちに囲まれ携帯電話のカメラにポーズをとる堀江貴文氏=20日、広島県三原市のJR三原駅前で
立候補表明から一夜明けた20日午後。ライブドア社長の堀江貴文(32)が真っ先に向かったのは、亀井静香(68)が生まれ育った中国山地の広島県北部だった。
ワンボックスカーの後部座席に乗り、尾道市から北上して庄原市へ。山道を蛇行し50キロ。車は途中で迂回(うかい)し、亀井の自宅前を通り過ぎる。まるで視察するように車は亀井が誘致に尽力した日本郵政公社の宿泊施設「かんぽの郷庄原」へも寄り、西隣の三次市へ入った。
「ホリエモンだ」
JR三次駅前。Tシャツにジーンズ姿の堀江がはにかんだような笑顔で手を差し出すと、一帯は騒然となった。堀江が歩くごとに、約30人の報道陣の山が動く。
同じころ、約300メートル離れたホールで、亀井は約500人を前にこぶしを振りかざしていた。
「カネの力にあかしてなんでもやるという方が、政治の場で一体なにをされるのか」
亀井は20日からほぼ連日、10カ所以上のミニ集会をこなす。「異例中の異例」と古手の支援者は言う。前回選挙で自民党の派閥の領袖(りょうしゅう)だった亀井は、自派の議員の応援のためほとんど地元に入らなかった。わずか2週間で、亀井を取り巻く政治環境は一変していた。
◇
「小泉、許さん」
堀江の出馬情報が流れていた18日、庄原の後援会事務所に亀井の支持者約40人が集まった。今月3度目の選対会議。県北の支持者は支持政党を「自民党」ではなく「亀井党」と呼ぶ。
「先生がおらんかったら、今の庄原はない。全力で支援する」。市内大手の建設会社社長で庄原商工会議所の会頭を務める選対事務局長の玉川忠義(64)は言った。
広島6区は南北約100キロ、東西約50キロ。北部の核である庄原市は3月、いずれも過疎地域だった7市町が合併して新市となった。香川県の3分の2の広さに平均50歳の4万4000人が住む。
庄原で生まれ、警察官僚から42歳で政界に転身した亀井は、中国地方唯一の国営公園・備北丘陵公園(340ヘクタール)や鳥取県と三次市を結ぶ地域高規格道路(90キロ)などの工事を引き込んだ。
かつて建設会社社長だった地元県議の小林秀矩(53)は自民党庄原支部長。亀井に同調し、新党参加を決めている。
「独裁者の仕切る党に未練はない」
しかし亀井の国民新党に支援者が大挙して入る動きはない。広島6区からの選出県議は13人。うち11人を占める自民党県議のうち、小林を除く全員が党にとどまったまま。自民党を敵に回した亀井を自民党県議が支援する矛盾が、亀井の微妙な立場を象徴する。
ある県議は「全力で支援するが、当選するとは限らない」と明かす。
17日夜、三次市内での支部後援会役員会で、ある市議は「表だって亀井さんを応援はできない」と表明した。
選挙後を見据え、亀井と距離を置き始めたようにも映る。
◇
6区は瀬戸内沿岸の尾道、三原両市で有権者の48%を占める。無党派の多いこの地域は民主党前職(比例区中国ブロック)の佐藤公治(46)の地盤でもある。
過去3回、亀井と佐藤はぶつかり合い、佐藤は、前々回5万7000票差から前回1万7000票差まで亀井を追いつめた。若い無党派層に受ける堀江の参戦で、票を食われるのは亀井よりも佐藤という見方も強い。
19日夜、尾道市の自宅に戻った佐藤は、テレビに映るJR尾道駅前の人だかりに目を見張った。約1000人の市民にもみくちゃにされる堀江がいた。
あるテレビ番組に、堀江の後で登場した佐藤は「私は地味です」と控えめにコメントした。
亀井の長年の支援者は言った。「地方政治は単純ではない。小泉さんは結局、何を狙ったんでしょうね」(敬称略)
◇
●広島6区・予想される顔ぶれ
佐藤公治(46) 民前
亀井静香(68) 国民前
堀江貴文(32) 無新
http://www2.asahi.com/senkyo2005/local_news/hiroshima/OSK200508230028.html
【ワヤクチャ】
自民党員よ、亀井静香が戦っている相手を考えてくれ。
選挙後の自分の立場を考える気持ちも分かるが
亀井静香は売国奴と戦っているんですぞ。
「ここで戦わなければ、もう戦う時ありませんよ。」
ホリエモンが勝って、郵貯・簡保の金をアメリカ資本にプレゼントして、
その時にそういう事をした「自民党」にいる意味あると思いますか?
よ〜く、考えよう。
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