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田中康夫県知事の「新党日本」代表に就任後、メディアは、激務であるはずの県知事が政党党首を兼務することに疑義を醸す報道をしている。
県知事と政党党首の兼務をあれこれ言い立てるのなら、日本一激務であるはずの内閣総理大臣が政党(自民党)の党首を兼務していることを問題視しなければ辻褄が合わない。
(石原東京都知事の勤務状況を取り上げることはほとんどしないのに、田中康夫氏に関してのみあれこれ言うのはあまりにも政治的態度だろう)
長野県の行政条件と国政とは切っても切れない緊密な関係にあり、田中氏が長野県で行いたい政策がスムーズに実行できるよう政党の党首になることになんら“不自然さ”はない。
「新党日本」という小規模かつ“無党派(政治家個人)連合”的組織なら、代表は顔で済むから、時間と労力はたいしていらないはずだ。(なににしても、忙しいのは9月12日くらいまでであろう)
メディアの人たちは、ちょっと冷静に考えればわかることさえ考えずに(わかったうえでかもしれないが)、自己矛盾や無能をさらすような愚かしい政治的言動を繰り返している。
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