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反小泉派旗揚げ延期、第2のステルス作戦へ
「選挙直前は反党行為」と執行部の要求で
郵政民営化法案に反対した鴻池祥肇元防災担当相ら参院自民党の有志が準備していた勉強会の初会合が、9月11日の総選挙投開票日以降に延期となった。今月24日に開く予定だったが、事実上の反小泉勢力の結集だけに、党執行部が「選挙直前の開催は反党行為だ」と中止を要求。鴻池氏らは、第2の「ステルス作戦」を選択したようだ。
勉強会は党議拘束解消など「参院のあり方について意見交換する」というが、党内「純」化を進める小泉純一郎首相の政治手法に批判的な参院議員の結集が目的とみられる。
政界の一言居士・鴻池氏=顔写真=を筆頭に、郵政法案に反対した中曽根弘文元文相ら10人程度が参加する意向を示している。
党執行部が神経をとがらせているのは、首相が総選挙後に召集される特別国会に再び郵政民営化法案を提出する方針を固めているため。勉強会の広がり次第では、再び法案が参院で否決される可能性が高まるわけだ。
このため、党執行部は「この時期に開くのは反党行為だ」などと強硬に中止を要求。中川秀直国対委員長は22日のラジオ番組で、「参院で2度否決すれば、参院のあり方について憲法改正の議論が出てくる」と恫喝(どうかつ)した。
結局、党内混乱を避けるため先送りを決めたが、参加予定者の1人は「総選挙で自民党が勝っても、『参院もそれに従え』では参院軽視だ」と反発を強めており、同法案を再び否決する構えを崩していない。
今回の政局について、「なんとも情けない、子供たちに対してもよろしくない政局です。『刺客』だとか『くの一』だとか、『仁義なき戦い』だとか」と自身のHPで嘆く鴻池氏。衆院反対派が自民党外に放逐されただけに、今後は鴻池氏の言動に注目だ。
ZAKZAK 2005/08/23
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