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新党「日本」で康ちゃん党首就任
ニュース / 2005年08月21日
小泉総理の顔がさすがに疲れてきた。自分でも「郵政民営化」しか語らないワンフレーズ選挙の限界に気がつき始めたのだろうか。そして、郵政民営化反対派の第二都市型新党「日本」が旗揚げした。新井広幸参議院議員と小林興起・滝実・青山丘衆議院議員の4人と、田中康夫長野県知事が記者会見した。
自らは知事にとどまり、衆議院選挙に出馬することはないという田中康夫氏だが、中央政界へ乗り出す一歩を踏み出したと言っていいだろう。同じ1955年生まれで、私の二度目の選挙の時、いちばん先に「おめでとう」の電話をくれた旧友だけに、今度の旗揚げおめでとうと言いたい。
はたして、従来からの康ちゃんの主張と、自民党の中の自民党っぽい小林興起氏や新井広幸氏という組み合わせはやや意外だが、この節は細かいことにこだわるまい。「真夏の小泉解散」は前半戦は、サブライズ効果を狙う「刺客」作戦で小泉自民が話題を独占したが、すでに対立候補を立てる選挙区はなくなってしまった。
とすれば、先行して旗揚げした国民新党と、今回の新党「日本」が、「三段ロケット」で新たな参加議員を得て「政党要件」(現職国会議員5人以上)をクリアして、比例区に重複立候補することも可能な政党へと合流していくかどうかが注目すべきところとなる。
「選挙互助会」という自民党や民主党からの批判もあるようだが、究極の選挙互助会が両党ではないか。「二大政党制」という自民・民主にだけ都合のよい棲み分けて百年王国を築こうとしてきた人たちにとっては、新党は邪魔くさい存在かもしれない。
ただ、「日本」が何をする政党かはまだ分からないが、「少数党をつくるな」というのは多数の奢りに他ならない。星の数ほど政党が出来たって、この情報化時代に困ることはない。困るのは、「自民党・民主党以外の選択肢がない」という状況の固定化である。多様な価値観で、ひとりひとりが人生を選んでいるこの社会で「黒」と「白」の服しか着るなというのは、土台無理なのだ。
今度の選挙では、あらゆる政治勢力が連携して「小泉自民」包囲網を非情に完成させることが重要だ。オセロは最後の数分で勝敗が逆転する。小泉氏が満天下に叫ぶ「自民党をぶっ壊す(じつは森派・清和会のみ膨張)」の末期症状に、最終解体の場を提供してくれている絶好のチャンスが9月11日ではないか。
民主党が「単独過半数」と言わなくなった今、小泉流破壊政治とたたかう大連合を選挙戦のうねりの中で追求するべきだと私は考えている。小泉純化自民が恐怖政治と粛清で反対派を封殺する政治をやるのだとしたら、私たちは人の尊厳や多様な価値観を相互承認する「愛と笑顔がある平和勢力」を再構築して、自民党の政治を終わらせる役割を果たそうと思う。
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/6844dbdee038c742eb8ee57400b7ff01
社民共産が徹底批判していたので元社民の保坂の見解に注目していたが・・・・・さすが保坂である。
>「選挙互助会」という自民党や民主党からの批判もあるようだが、究極の選挙互助会が両党ではないか。
まったくその通り。
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