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Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050821-00000122-jij-polより引用
生き残り懸け「イメージ新党」=裏に「小沢一郎氏」との見方も
自民党執行部から「刺客」を送られ、窮地に立たされていた小林興起前衆院議員らが新党「日本」を旗揚げし、反転攻勢に出た。小泉純一郎首相への批判の声を地方から上げていた田中康夫長野県知事を党の「顔」に掲げて「小泉自民」に打撃を与え、生き残りを懸ける戦略だ。
ただ、結党の記者会見で田中氏は抽象的な理念を繰り返すばかりで、政策は語らなかった。「合言葉は信じられる日本へ」などとした結党宣言が「当面の理念と公約」(荒井広幸参院議員)という状況だ。窮余の策とはいえ、どこまで有権者の理解を得られるかは不透明だ。
綿貫民輔元衆院議長らの国民新党に加わっても、都市部の選挙は勝ち抜けないとの計算もにじむ。自民党旧亀井派出身で亀井静香元建設相に近かった小林、荒井両氏が別行動を取ったことに、亀井氏は「亀井静香の顔よりも田中さんの顔の方がいいと思ったのかな」と語った。
しかし、最近の選挙で自民党が都市部の無党派対策に悩んできたことは事実。テレビや雑誌で活躍し、若者にも人気がある田中氏の存在はやはり不気味だ。また、田中氏は小沢一郎民主党副代表と親交があり、「裏に小沢氏がいるのは間違いない。あらゆる手を使って与党を過半数割れに追い込もうということだ」(民主党筋)との見方も出ている。
新党「日本」は「(前衆院議員を含む)国会議員5人は必ず集まる」(参加メンバー)と政党要件のクリアに自信を示している。首相は21日夜、2つ目の新党について「国民が判断することだ」と語ったが、自民党にとって田中氏の参戦は不安材料となりそうだ。(了)
(時事通信) - 8月21日22時9分更新
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