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衆院選企画・「党内事情」=(3)
公明・自民と共闘態勢構築
自民、公明双方の候補が並ぶ合同街頭演説会。「自公で過半数を」と連携して支持を訴える(20日、青森市内で)
「今回の総選挙は政権選択の選挙という認識。自公ともに勝利することが欠かせない」。間山隆彦公明党県本部代表は二十日の記者会見で、衆院選の方針を説明し、自民との連携を強調した。
会見では自民の推薦願を受け、県内全選挙区で同党の立候補予定者を推薦することも発表。前回の衆院選では1、3、4区で自民候補を推薦したが、2区は自主投票としたため、全選挙区での推薦は小選挙区制になって初めて。自民候補全員の当選を「全面的に支援する」「自公双方の勝利を選挙の勝利とする」と確認した公明に対し、自民党県連は比例での応分の支援を了承。これまで以上の共闘態勢を整えた。
この方針を発表した直後に県内三市で自民、公明両党合同街頭演説会を実施。青森市では自民で1区の立候補予定者の津島雄二氏と、公明党政調会長で比例東北ブロックの井上義久氏が並んで立ち「小選挙区は自民、比例は公明」と連呼。津島氏が「公明の力があってはじめて法案も予算も通る」、井上氏も「津島氏とは与党の整備新幹線推進協議会で一緒。両方勝たせていただき、力を合わせて県民の役に立つように頑張る」と互いに持ち上げた。
公明党県本部の伊吹信一幹事長は「きょうのような姿を自民、公明両方の支援者に見せることが大事だ」と話す。前回の衆院選では県内八万一千票、東北全体では五十六万票を獲得したが、今回の目標は県内で九万票、東北全体で六十万票。複数の党幹部が「(支援を約束した)自民党を信頼している」と口にするように、自民支持層からの上積みを期待している。
同党が基本とする「生活者の目線に立った政治」のアピールも忘れてはいない。当初は県内から比例区に候補を立てない予定だったが、党本部の急な要請で、党県本部女性局次長で八戸市在住の間山治子氏(56)の擁立が決まった。間山氏は「わが党が目指している生活者が安心でき、満足できる政治をこの機会に理解していただき、支持をお願いしたい」と話し、子育てや介護など働く女性を取り巻く環境の整備、人口問題などに取り組む姿勢を示している。
党が十六日に発表した政策綱領(マニフェスト)でも「構造改革の要」とする郵政民営化を冒頭に掲げてはいるが、続いて児童手当の拡充などの子育て支援、税金節約対策、がん対策強化への予算増など身近な政策が並ぶ。街頭では「郵政民営化も地方切り捨てにはならないよう、与党で協議した」と強調する。
自民の分裂、政権交代を掲げる民主など話題の多い選挙。この中で公明は、自民と連携を深めながら連立政権での実績を訴え、小泉改革の推進に欠かせない政党として存在感を示そうとしている。
(衆院選取材班)
http://www.mutusinpou.co.jp/news/05082107.html
【ワヤクチャ】
政権を維持する為にはこういう協力が必要なんです。
政権を奪取する為にはもっと必要です。
野党は何故それができない?
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