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広島県政界に驚きと反発 '05/8/20
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国民新党の旗揚げに参加した前職の亀井静香元自民党政調会長の広島6区に、ライブドアの堀江貴文社長が無所属で立つことが決まった十九日、広島県政界にかつてないほどの波紋が広がった。地元の協議を経ず、事実上の対立候補としてベンチャービジネスの旗手を送り込む小泉純一郎首相の手法。戸惑い、反発、疑問の声は党派を超えて上がった。
「無所属で堀江氏立候補」の一報が駆けめぐった昼すぎ、広島県庁の県議会棟では、6区内の自民系県議十一人が、衆院選の対応について意見交換をしていた。会議室から出て報道陣に囲まれる県議らは、一様に驚きの表情を浮かべた。
木山耕三氏(自民党議員会・比婆)は「地方分権と言いながら、地方の意見も聞かない政治は言語道断」。首相の意を受けた党執行部による事実上の擁立劇に反発した。
「最初から『落下傘』(候補)を支援する気持ちはない」と、高山博州氏(同・御調)は亀井氏支援の考えを強調する。「自民党の公認でないのなら、亀井氏を支援しやすくなった」との見方をする県議も目立った。
一方、平田修己氏(自民党刷新会・三原)は、無所属での堀江氏の立候補について、「何を目的として無所属なのか、意味がまったく分からない」と、全選挙区に公認を立てる方針だった小泉首相の真意をいぶかる。
亀井氏を党に公認申請しながら認められなかった党広島県連。奥原信也幹事長も「あれだけ全選挙区に公認を立てると言いながら、党中央は一貫性がない」と疑問を投げ掛ける。さらに、「テレビを見て初めて地元の候補を知るとは…。あきれている」と「小泉流」の理解に苦しんでいた。
他党関係者の受け止めも複雑だ。6区に前職佐藤公治氏を立てる民主党の宮政利県連幹事長は、「小泉首相は郵政民営化の賛否を問う政策選挙としながら、政策ではなく、知名度に頼る選挙だと露呈した」と指摘。「ただ、堀江氏は若者に人気がある」と警戒も強めた。
社民党県連合の金子哲夫代表は、「選挙区とまったく関係のない人を次々と立候補させるのには疑問を持つ。あくまで他党の内紛劇。有権者も良識で判断するだろう」。共産党県委員会の鍵浦俊文委員長は「自民党の枠内の候補という印象だ。生活者の視点を持っているか疑問を感じる」と冷ややかだった。
一方、自民と連立を組む公明党の田辺直史県本部代表代行は「われわれとしては現段階で態度表明のしようがない。自民党公認なら推薦するケースだが、無所属だから。推薦依頼が来るのかどうか…。もう少し情勢を見極めたい」と言葉を選んだ。県本部は二十四日の選対会議で対応を協議するという。
【写真説明】広島6区への対応をめぐる意見交換を終え、会議室を出る自民系県議たち。表情には驚き、戸惑いが―
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200508200021.html
【ワヤクチャ】
無所属では自民党県連も支援しにくいだろう。
広島県連は自主判断投票をするしか無いのでは?
ホリエモンの得票予想は?
それ以上に自民党執行部の独断先行型やり方が大きく反発を招いているだろう。
党内民主主義の否定だ。
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