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二人が直接討論するのを初めて目にしたが、現状ではホリエモンは亀井の敵ではない。
一つは、郵政民営化について何も知らない(ように見える)こと。
ミーハー的ファンはそれでいいだろうが、まともに考えている人には、あれではアピールしないだろう。
政治についてもほとんど考えていないことも、露骨にわかる。
三つ目は、意外にしゃべりが下手なこと。
マイクを独占できるなら、朴訥でもそれなりに説得力のある話ができるのだろうが、(ディペード的な)対話は非常に下手だ。
これまであまりそういう機会がなかったことと、ずっとトップでいたので、会社の会議でうえから見下すような対話しかなかったためだろう。
会社であれば、社員は社長の話を黙って聞く。まともな(へこますような)反論は返って来ない。
後援会は基本的にファンが来るのだから、質疑応答でも、議論の欠陥をつくような、あるいはいろいろな角度から弱点を突くような質問は出て来ない。
ホリエモンがこれまで成功してきたのは、システムの構築、金融市場でのやりとりなど、人が介在して来ない場所だった。
ホリエモンサイドとしては、対立者との直接の議論は避けて、マスコミのフィーバー報道(尾道の騒動がよく紹介されていたが、引きの画面がほとんど出なかった。実際集まった人数は意外に少ないのではないか)や、独演会、あるいは一問一答形式の討論会だけですませたいのではないだろうか。
ホリエモンとの議論を掘り下げていくと、小泉郵政改革のいちばんの弱点がもっとも分かりやすいかたちで露呈するだろう(サンプロなどで1時間くらいかけてホリエモンと亀井か小林興起と議論させれば、論点はかなり明確になるはずである)。
小泉側としては、それは何としても避けたいはずである。
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