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いったい何がカイカクであるのか
http://www.asyura2.com/0505/senkyo12/msg/118.html
投稿者 外野 日時 2005 年 8 月 21 日 08:20:33: XZP4hFjFHTtWY
 

東京12区では公明党の次代の代表候補・大田昭宏が立候補するが、この12区は郵政民営化法案に反対票を投じた八代英太の地盤であり、自公の執行部が言う「有権者に選択肢を与えなければならない」の格好の選挙区になるはずだった。
しかし、自民党執行部は反対票を投じた議員に刺客たちを送り込む作業と並行して、裏では八代英太に東京12区からの立候補を断念し議員を引退するよう働きかけ、もし引退をすれば八代氏の長女を自民党の比例代表上位として処遇すると説得をおこなっていた。

つまり、反対票を投じた議員の選挙区に猫騙しのイメージ優先の対立候補者たちを送るのは「有権者に選択肢を与えなければならない」ためだとしていたのも真っ赤な嘘、あとでとってつけた言い逃れ、最初言われていたように文字通りの抹殺を目的とした復讐劇にすぎなかったということを暴露することをやっていたのである。
何故か新聞・テレビはこの重要な件で小泉などに問いを投げかけることはしていないのだが、だからといって事実が変わるわけではない。単に、大新聞・テレビこそ時代遅れの特権である再販制度の撤廃により、また電波許認可制などの規制緩和策により、フェアな市場原理の導入により、誠実な、ほんとうのジャーナリズムを志す者たちに席をゆずらせる必要があるということを物語っているにすぎない。

ともあれ八代英太は最後に紹介する雑誌の記事などにあるように、その執行部の説得にも動ぜず、果敢に12区から無所属で立ち有権者に審判を問うという決意をした。
ところが、それを受けて公明党=創価学会は今度は、もし八代英太が東京12区から立候補するのであれば選挙での自民党候補に対する一切の選挙協力をとりやめると恫喝をした。
前回の衆院選では168議席のうち81議席を創価学会票で当選させてもらい、今や創価学会なしではいられない麻薬中毒症患者の自民党の執行部は、麻薬がきれたら大変だと、次には八代英太の後継者の長女のことで何か脅したのかもしれない。結果は次の記事にある通りだ。

滅私奉自公?八代氏、12区断念 『多くは語らぬ』 (東京新聞)
http://www.asyura2.com/0505/senkyo11/msg/1075.html
投稿者 外野 日時 2005 年 8 月 20 日

いったいこれで何がカイカクであるのか。

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 「週刊ポスト」2005.09.02

 プリンス大田昭宏「落選危機」で公明・創価学会が「さらば小泉」

「自民党と公明党で過半数を取れなければ退陣する」
 小泉首相は解散後の記者会見で自公連立の結束をそう語ったが、友党と頼みにする公明党に”異変”が起きている。
 公明党の最重点選挙区から小泉首相のポスターがなぜか消えたのだ。太田昭宏幹事長代行が出馬する東京12区には、先週末、真新しい政党ポスターが一斉に貼られた。
「あれ?小泉さんいなくなっている」
 支持者たちはクビをかしげた。ポスターには、「NEXT TOKYO」と書かれ、太田氏と自民党の安倍晋三・幹事長代理の写真が並んでいた。
 太田氏は前回総選挙の際、自公統一候補として出馬し、民主党の藤田幸久氏に僅差で競り勝った。その時のポスターには、太田氏とともに小泉首相と安倍氏の顔があった。
「小泉時代はいずれ終わる。このポスターには、太田さんが小泉首相と運命をともにするのではなく、安倍さんと一緒に次の時代を担う政治家だという世代交代の意味が込められている」
 創価学会関係者はそう解説してみせた。
 その太田氏は「公明党のプリンス」と呼ばれ、同党の有力な次期代表候補だが、郵政民営化をめぐる自民党分裂のあおりを受けて苦しい選挙戦を余儀なくされている。前回は比例代表に回った民営化反対派の八代英太氏が同区から出馬する構えを見せ、選挙協力が難しくなっているためだ。
「小泉首相は民営化反対派の八代氏を公認しない。自民党執行部は八代氏に引退を迫り、長女を比例代表上位で処遇するという条件を出したが、八代氏は反発して無所属でも出ると態度を硬化させた。前回は小泉首相や安倍氏ら自民党幹部が続々と太田氏の応援に入って自民党票を太田支持で一本化したが、今回は八代問題が解決していないから選挙協力がうまくいっていない」(自民党選対幹部)
 そのうえ、東京では7月に都議会選挙が終わったばかりで、公明党は総選挙の準備に間に合わずに戦線を縮小。東京21区から出馬を予定していた高木陽介氏が東京ブロックの比例に専念し、埼玉6区の若松謙維氏も東北ブロックの比例代表に回った。関東で小選挙区から出馬するのは太田氏と神奈川6区の上田勇氏の2人しかいない。それだけに太田氏は街頭演説で、
「東京の小選挙区での公明議席を死守する」
 ──と訴え、公明党と創価学会は高木氏の地盤である多摩地区から応援部隊を太田氏の地元に送り込み、「プリンスを落とすな」と全力をあげているものの、与党分裂となれば落選の危機が強まる。
 太田陣営の幹部がいう。
「太田さんは次の政権選びのキーマンです。小泉首相が総選挙に敗れて退陣した場合、自民党の次のエースの安倍さんと組むか、あるいは民主党との連立かの舵取り役になる可能性が高い。公明党は解散に反対だったが、それを押し切った小泉首相や自民党が八代氏をおろさずに、万が一、うちが小選挙区で勝てなかったら代表就任は難しいでしょうが、自公の信頼関係も崩れ連立も終わるだろう」
 当の太田事務所では、
「八代さんが出馬されるかどうかは自民党の問題です。もはやわれわれは小泉さんや自民党がどうするかではなく、苦しくても自分たちの選挙を勝ち抜くことしか考えていません」と語る。
 公明党、学会は「さらば小泉」の腹をくくっているかのようだ。
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 「週刊新潮」2005.08.25

 「池田大作の怒り」で落選必至のプリンス「大田昭宏」

 予想外の解散・総選挙に慌てる公明党・創価学会。選挙準備もままならず、現有議員を大幅に減らしそうな見込みだ。中でも、次期党代表候補で”プリンス”と呼ばれる太田昭宏・幹事長代行(東京12区)は、落選必至の情勢だという。

 元々、東京12区は自民党の八代英太・元郵政相が地盤にしていた選挙区だ。ところが、前回の総選挙で太田氏が立候補。小泉首相が、次は12区から出すことを条件に八代氏を比例に回した経緯がある。言わば、自・公選挙協力のモデルケースなのである。
 その八代氏は、郵政民営化法案に反対票を投じ、今回は無所属で12区から出馬する予定だ。
「こんな事態になるとは、誰も予想しなかったね」
 こう語るのは、ある学会幹部だ。
「太田は、学会の男子部長、青年部長を務め上げ、次期党代表候補。公明党や学会としても、落選させるわけにはいきません。そこで、八代が12区で出るなら、太田を比例区で重複立候補させることを検討していた」
 しかしである。公明党は太田氏を含め、全ての重複立候補を認めないことに。そこには、こんな裏の事情があった。
「神崎代表ら公明党幹部は、池田大作・名誉会長に”小泉は解散しない”と甘い見通しを伝えていました。これに、池田氏が激怒。”支援はするが、みんな自己責任で闘え”という鶴の一声で比例区との重複立候補ができなくなったそうです」(同)
 前回、自民党の協力を得て勝ったとはいえ、藤田幸久氏(民主党)との票差はたった3500票だ。
「いくら自民党が太田氏に票を回すといったって、八代氏が出る以上、それもたかが知れています。現状では、八代氏と藤田氏の戦い。太田氏が当選するのは、まず無理でしよう」(政治部デスク)
 ジャーナリストの乙骨正生氏は言う。
「池田氏は、非情さにかけては小泉首相以上です。落選したら、太田氏を切り捨てればいいだけのこと。うまく利用して、学会組織の効率的な組織運営と引き締めを図ろうとしているのでしょう」
 一方の八代氏は、自信たっぷリに話した。
「私は前回、”次は必ず12区から立つ”と支持者に約束しました。それを破るわけにはいきません。自民党都連でなくても、北区の支部が公認してくれれば何の問題もない。絶対に勝ちますよ」
 哀れなプリンス。しかし、全ては宗教団体の親分の言うがままになっている公明党の自業自得なのだ。
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