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【衆院選05】国民新・亀井氏:民主含め再編−自公で過半数は無理(3) (ブルームバーグ)
2005年8月31日(水)17時47分
8月31日(ブルームバーグ):自民党を離党し国民新党を結成した亀井静
香氏は31日午後、都内の日本外国特派員協会で講演し、9月11日投票の衆院選
について、「小泉自民党と公明党で過半数を取ることは逆立ちしてもできない。民
主党も不可能だ」と断言。選挙後の政局について「自民党、民主党、公明党を含め
て、政策面で一致できるかどうかがその後の政権の組み合わせのポイントだ」と述
べ、野党第1党の民主党を巻き込んだ政界再編の原動力となる決意を表明した。
そのうえで、「選挙後に今の間違った政治を抜本的に変えていく。そうした
政治勢力を中核となって結集していきたい」と強調。「小泉さんが一掃された場合
は、今の自民党、民主党、公明党も含めて、党を超えて新しい視点で集まっていく
ことになると思う」と述べた。
「30議席以上は可能」−郵政反対票組で
亀井氏は、先の通常国会で郵政民営化関連法案に反対票を投じたために自民
党から衆院選の公認を受けられなかった前議員に関して、「国民新党、友党の新党
日本、また盟友が無所属で戦っている。全員当選を目指しているが、30以上の議
席は確保できると考えている」と述べ、30議席以上の確保が可能との見方を示し
た。
亀井氏はその一方で、「小泉さんと組む気は全然ない。小泉さんが改革とい
う名の下に進めてきた破壊に同調する人と組むつもりはない」と語り、どのような
場合でも小泉純一郎首相とは連携する考えはないことを繰り返し強調した。
通常国会の衆院本会議で郵政民営化関連法案に反対票を投じた自民党衆院議
員(当時)は37人。このうち衆院選に立候補したのは合計34人で、内訳は小選
挙区選では無所属が27人、国民新党が4人、新党日本から2人の33人。比例代
表単独で1人が出馬している。
亀井氏は小泉首相の政治手法について「今、国民は小泉劇場の中で、面白い
劇や、ガンマンが凄(すご)腕で次から次へと撃ち殺しているのを楽しんでいるが、
いつまでも劇場の中にいるわけにはいかない」と批判。特に小泉首相に対する自民
党議員の対応については、「小泉政治を是認している自民党議員はほとんどいない。
ただ国民的人気、支持が高いため批判しにくいということで小泉さんが権力を保っ
ている」との見方を示した。
民主党の小沢一郎副代表は28日、テレビ朝日の報道番組で、郵政民営化に反
対する前自民党衆院議員や国民新党、新党日本との連携を含む政界再編を模索して
いることを明らかにしている。
記事に関する記者への問い合わせ先:
東京 山村敬一 Keiichi Yamamura kyamamura@bloomberg.net
http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext.html?id=31bloomberg22awVILrCij9zk
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