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(回答先: 山梨 党首遊説 対決色強める 民主・岡田代表県内入り 【読売新聞】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 8 月 19 日 04:33:21)
「国民新党」結成 県内各党静観の構え
党名の入っていないポスターを掲げ、通勤客らにあいさつする滝氏（斑鳩町で）
郵政民営化関連法案に反対した綿貫民輔・元衆院議長、亀井静香・元自民党政調会長らによる「国民新党」の結成から一夜明けた１８日、県内の各政党は、新党の影響力や動向を見極めようと、早速分析を始めた。「反小泉票を集めるのでは」「大きな風にはならない」など、受け止め方は様々だが、各党とも、その実力のほどは、まだ読み切れていない様子。法案に反対した奈良２区の滝実・前議員はこれまでも新党寄りの発言をしており、今後の動向が注目される。
滝氏はこの日朝、斑鳩町のＪＲ法隆寺駅前で、党名をはずしたポスターを掲げて通勤客にあいさつ。「郵政民営化そのものに反対ではないが、法案は日本の経済を混乱させる恐れがある」などと持論を載せたチラシを配り、駅周辺の民家も一軒ごとに回った。ただ、新党のことは触れず、報道陣に対し、「一夜明けても変わらない。検討中です」と述べるにとどまった。
同じく造反組で、１区から出馬予定の森岡正宏氏はこの日、読売新聞の取材に対し、「小泉首相の独裁的な政治手法を批判する結党の気持ちは理解できる」と答えたが、「郵政に特化した選挙互助会的な性格で、急ごしらえなのが心配。私は『森岡党』として個人を評価してもらえるよう努めたい」と述べ、改めて新党合流を否定した。
各党は今のところ、新党の動きを静観する構えだ。
自民党県連の出口武男会長は「党の比例票が多少目減りしても、議席減にはつながらない」とし、滝氏が新党に参加した場合も、党員票が新党に一気に流れる可能性は低いと予測。「滝氏が入党すれば、党員が引き締まり、自民党有利になるのでは」と語る。
全４選挙区の議席獲得を狙う民主党県連の田尻匠会長代行は「新党への参加者は少ない。今後、広がりを見せない限り、影響はない」とみる。しかし、滝氏の動向は気になる様子で、「“刺客”を送られて窮地に立った滝氏が新党に参加すれば、同情論が起こり、我が党が埋没する危険性もある」と懸念する。
全選挙区で候補を擁立する共産党県委員会の沢田博委員長は「新党は、法案反対の議員にも支持が広がっておらず、行き詰まりを見せる自民党政治の副産物。コップの中の小さな嵐に過ぎない」と指摘する。
■民主公認の４氏連合奈良が推薦■ 連合奈良は１８日、衆院小選挙区の１〜４区でそれぞれ出馬を予定している、民主党公認の馬淵澄夫、中村哲治、吉川政重、森下豊各氏の推薦を決めた。
（2005年8月19日 読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news001.htm
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