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新党大地、地域密着色鮮明に
新党名の前で握手する(左から)秋元さん、多原さん、鈴木元衆院議員、松山千春さん(18日午後、札幌市内のホテルで)
アイヌ民族出身者、地元で知名度の高い元冬季五輪の日本代表選手――。鈴木宗男元衆院議員が18日旗揚げした新党大地の立候補者の顔ぶれが、明らかになった。小泉政権への批判票を集め、徹底した地元密着型選挙で国政復帰を目指す作戦といえそうだ。
鈴木元議員は18日午前、札幌市内で新党の事務所を開設。「心友」と呼ぶ歌手の松山千春さんが命名した党名を、事務所を埋めた約600人の支援者を前に披露し、牛乳で乾杯した。午後からは、市内のホテルで立候補予定者や松山さんと共に記者会見に臨んだ。
比例選で立候補する多原香里さんは、母親が北海道ウタリ協会員。道教育大岩見沢校を経て、国連人権高等弁務官事務所で先住民の権利に関する研修を受け、現在は仏国立社会科学高等研究院に在籍している。
多原さんは「(鈴木元議員には)アイヌ文化振興法制定に大変協力してもらった。話があった時、お手伝いをしたいと(立候補を)受けた。先住民族の権利確立を目指したい」と抱負を述べた。
秋元正博さんは、レークプラシッド冬季五輪(1980年)のスキージャンプ代表選手。「子供たちにスポーツをやってもらう環境を作りたい」と話した。小選挙区と比例選のどちらから立候補するかは明らかにされなかったが、松山さんは「武部さん(北海道12区)、町村さん(同5区)、横路さん(同1区)の選挙区、どこからでもと本人は言っています」と述べるなど、自民、民主の実力者が立候補する選挙区にぶつける考えを示した。
鈴木元議員は、争点となっている郵政民営化について「国民の理解を得たうえでの民営化なら賛成だ」と述べた。また、比例選での得票目標について、「少なくとも昨年の参院選でいただいた得票(約48万5000)をベースにやっていきたい」と語った。
(2005年8月19日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news002.htm
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