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Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050818-00000007-san-polより引用
公明、独自色へ躍起 “安心政党”関心集まらず
自民党執行部と郵政民営化関連法案反対派との対決に総選挙の注目が集まる中、公明党が埋没への焦りを募らせている。公明党は郵政民営化を一貫して支持しているため、自民党との協力が当然視され、党の動向に関心が集まらないためだ。自民党に強硬姿勢で臨み、独自色を打ち出そうにも「今の混乱状態ではタイミングが悪い」(党関係者)とあって遠慮せざるをえない。公明党の悩みは深い。
公明党は十七日、神崎武法代表が自ら記者会見し、選挙ポスターを発表した。昨年の参院選で、テレビCMなどの発表を若手幹部に任せたのとは対照的だ。「自民党分裂選挙」による埋没感を気にしてのことで、神崎氏は連日、ミニ記者会見の時間を設けるなどメディア対策に躍起だ。
自民党と合わせて過半数獲得を目指す公明党は「選挙で負けて自民党が下野すれば、ともに下野する」(神崎氏)と共同歩調を強調する。だが、そのために「自民党からは“安心政党”扱いされている」(幹部)という不満の声もある。
党内には「連立離脱カードをちらつかせて、公明党の政策を反映させた統一公約を作るよう迫っては」との声も出ているが、「自民党をこれ以上悩ませるのはどうか」(別の幹部)との配慮から、実現は難しそうだ。
公明党が十六日に発表したマニフェスト(政権公約)でも、憲法改正や教育基本法など、自民党と一致しない課題は「当面する重要政治課題」として、最後の方に触れただけだった。
また、自民党の分裂選挙に注目が集まっているにもかかわらず、公明党は反対派への批判は避けており、これも埋没感の要因になっている。「地元の事情や今後の政局を考えて、反対派との関係をこじらせてはいけない」(幹部)との判断からだ。存在感をいかに示すか、公明党にとり難しい選挙戦となっている。
(産経新聞) - 8月18日3時9分更新
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