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(回答先: 奈良 重点区大物テコ入れ 民主・岡田代表全区回る 【読売新聞】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 8 月 18 日 05:19:13)
２００５衆院選 府内各党激しい前哨戦
波乱含み構図定まらず 元議員や新人次々に参入「風向きよし」「潮目変わる」
街頭演説する立候補予定者（大阪市内で）
３０日の衆院選公示に向けて、府内の各陣営は激しい前哨戦を繰り広げている。解散後に出馬を表明する元議員や新人が相次ぎ、小選挙区の対決の構図はまだ定まっていない。小泉首相の“刺客”が今後参戦してくる可能性もあり、波乱含みの展開が続く。府内の各政党の動きを追った。
■ 自 民
これまでに前議員８人、元議員３人、新人１人を公認した。府連は、元東京都杉並区議の渡嘉敷奈緒美氏を７区で公認申請。各陣営は郵政民営化を訴える党のビラを街頭で配る。府連幹部は「風向きはいいが、油断できない」と語る。
党本部は、郵政民営化法案に反対した左藤章氏の地元２区で、対抗馬の擁立を検討。３区では公明党との候補者調整が未決着で、布陣は固まっていない。
■ 民 主
解散後、２区で建築設計事務所社長の萩原仁氏の公認を決定、全１９選挙区に立候補予定者が出そろった。府連は前回の９人を大幅に上回る１３人の選挙区当選を目標に掲げる。
「政権交代の実現は、大阪の動向次第」（府連幹部）と、解散後は岡田代表らが来阪。小泉首相の「刺客作戦」に話題を奪われがちだが、藤原正司・府連選対本部長代行は「もう潮目は変わる」と見る。
■ 公 明
前議員を擁立する４小選挙区で必勝を期す。
前回選と同様、支持母体の創価学会を中心に支持を固めつつ、自民との選挙協力で保守票の上積みを目指す。立候補予定者の１人は「争点が郵政民営化の是非とはっきりしており、賛成派として訴えやすい」と語る。ただ１か月の短期決戦だけに、府本部幹部は「自民支持者を取り込む時間が少ない。厳しい戦いになる」と気を引き締める。
■ 共 産
「郵政民営化はきっぱりあきらめるべき」「たしかな野党が必要」と記されたビラの全戸配布を１４日からスタート。２大政党制の流れが進むことを阻止するため、党の独自色を打ち出すことに力を注いでいる。
府委員会幹部は「論戦を通じて、小泉首相の構造改革が、リストラや医療改悪などの弱者切り捨てであることを明らかにする」と意気込み、比例で府内７０万票獲得を目指す。
■ 社 民
元議員の辻元清美氏を１０区で擁立することを１６日に表明。昨年の参院選大阪選挙区（改選定数３）に無所属で出馬した辻元氏は、次点で落選したものの、７１万票を獲得しており、隅田康男・府連代表は「見えない票を掘り起こして、他党の候補を打ち破ってくれるはず」と期待を寄せる。
相乗効果で比例の得票を積み上げ、近畿ブロックで前回一つだった議席を増やすことを目標に掲げる。
（2005年8月18日 読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news001.htm
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