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真紀子氏、刺客作戦は「サディスティック」
元外相の田中真紀子氏(61)は14日、新潟県柏崎市(旧西山町)で田中角栄元首相の墓参をした後、長岡市内で会見し、新潟5区に無所属で出馬すると表明した。会見では、自民党の反対派議員に刺客を擁立する小泉純一郎首相(63)を「つまんない横須賀の元あんちゃん」「冷たいけちなオヤジ」とこき下ろした。今回の総選挙を政権交代のチャンスととらえる真紀子氏は、対自民党の戦いを「角福戦争」に見立てている。
真紀子氏は、最近の小泉首相について「地が出てきた。アメリカ大好きのつまんない横須賀の元あんちゃん」と表現し、「(小泉首相を支持した総裁選では)自分だけお姉さんに運んでもらった弁当を食べて(応援していた)私たちには何も出ない。冷たいけちなオヤジだと思っていたが、総理総理と呼ばれるうちに、そういうもともとの体質がむき出しになってきている」とこき下ろした。
反対派の選挙区に刺客候補を立てる徹底した対応については「偏執的。言い出したら聞かない」と指摘。さらに「山崎拓さんが復活当選してなければ、ここまで過激にならなかった。小泉さんにもそういう性格はあるが、山崎氏は追い掛け出すと徹底的にいじめる独特の性癖がある。小泉さんもそれを見て笑っている。サディスティックだと言う人もいる」と批判した。
東京10区の小林興起氏の刺客となった小池百合子環境相については「小池先生も自分で手を挙げたのではなくて、貸し借りがあってノーと言えなかったのでは。非常にドロドロ。行く方も行く方ですけど」と吐き捨てた。
同一会派の民主党は政権交代を訴えている。真紀子氏は「民主党からは推薦か入党かと言われたが、お断りした」とした上で「私が無所属なのは、政界再編が最大目標だから。そのためには1回政権交代が必要。チャンスが随分早くきたと思っている」と、今回の総選挙を政権交代の好機と訴えた。さらに「民主党には元自民の議員も多く、旧田中派が多い。自民党に残っているのは福田派。大きくとらえれば、まだ角福戦争なんだなと思う」と独自の対立軸を示し「甘くないとは思うが、民主党を政権政党に打ち立てることは重要」と話した。
すでに県内1人、県外7人の候補者から応援要請が届いている。「どうしようか迷っている」というが「行くなら公示前」と、やる気は十分。30日の公示を前に全国で真紀子節が吹き荒れそうだ。
[2005/8/15/08:21 紙面から]Nikkan Sports
http://www.nikkansports.com/ns/general/p-so-tp0-050815-0006.html
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