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共産党が小選挙区での立候補を減らすとの噂が最初流れ、共産党もやっと良識を持ち、戦術と戦略の区別もできるようになったかと思った人も多いことだろう。しかし、蓋を開けてみれば、いつもの共産党であり、共産党の泡沫候補がこれまでの自公政権を支える構図がそのままあらわれた。
当選する見込みが全くない候補が、民主と自公が当落を競う選挙区で野党票を分裂させ、結局は自公のほうが当選するという構図だ。
もし、共産党のこういう泡沫候補の”刺客”がなければ、もうとっくに自民党は下野しているという試算もある。
共産党に金を出している者のなかには自公を支持している人間がいるのではないか、という仮定も論理的に成立するようなひどい話である。
今回も、公明党の近い将来の代表ともくされている大田昭宏と、共産党が主張する「郵政民営化反対」を果敢に実行した自民党の八代英太、また、前回の選挙で大田昭宏に3千票まで迫った民主党の藤田幸久が当落を激しく競う東京12区に(八代氏のもともとの地盤はこの12区だが、前回の選挙では自公の選挙協力ということでこの12区からは立候補しなかった)、共産党は新人の泡沫候補を立てる。
これで、共産党が主張する「郵政民営化反対」票がまた割れる。しかも、公明党の次代の代表を沈める大きな機会であり、今度小泉自公政権が成立すれば確実に「郵政民営化」が国会で成立することを知っていながらの行動なのである。
これらを自民党の裏の刺客と言わずして何と言うのか。
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