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[暴政]
「総選挙」(美人コンテスト?)の影に隠れる「巨額の国民負担増」、4.8兆円
●現時点における小泉改革の成果を具体的数字で検証するため、小泉政権下の4年間で決まった「巨額の国民負担増」の概要を推計してみました。その結果、下記のデータで分かるとおり、その概要は約4.8兆円という巨額になっています。4年間の「小泉構造改革」なるものの成果を数字で把握すると、このような恐るべきものとなります。どうやら「国民への痛みの分配(押し付け?)」という公約は見事に達成したようです。
●これに、もう一つの恐るべきデータである「4年間の国債発行額=約200兆円」が加わります。これは、“国債発行額の30兆円枠の突破”(こんな小さな公約破り)なんか大したことではない!”の世迷言を吐いた結果なのです。このため、今や日本の財政赤字額の累計額は1,000兆円(地方債、利払い込み)を突破しています。これは明らかな“公約破り”です。しかし、国民の過半は、今や『郵政のデーモンと化した・小泉首相』の“そんなことは大したことではない!”というワンフレーズ・ポリテクス(詭弁)にコロリと騙されているようです。大方のマスコミもしかりです。
●ハッキリ言って、「小泉構造改革」なるものの実像は、このように惨憺たるモノ(国家的リフォーム詐欺?)です。しかし、この先において、更なる苦しみを選択するのも「国民自身の自己責任」です。「総選挙」をメディア総動員で「美人コンテスト化」する「小泉劇場」は、今日も“大入り満員御礼”のようです。
[小泉内閣による増税等による国民負担増のプラン]
(実施/確定A)
・雇用保険料引き上げ 02年10月〜 (1,500億円)
・医療保険の患者負担増 02年10月〜 (4,800億円)
・介護保険料引き上げ 03年4月〜 (1,100億円)
・医療保険料率引き下げ 03年4月〜 (5,200億円)
・酒税の引き上げ 03年5月〜 ( 800億円)
・タバコ税の引き上げ 03年7月〜 (2,200億円)
・厚生年金保険料の負担増 04年10月〜 (3,200億円)
・配偶者特別控除の廃止 04年12月〜 (4,800億円)
・個人住民税の引き上げ 04年〜 ( 500億円)
・公的年金保険控除縮小 05年1月〜 (1,200億円)
・老年者控除の廃止 05年1月〜 (1,200億円)
・国民年金保険料の値上げ 05年4月〜 ( 400億円)
・雇用保険料引き上げ 05年4月〜 (1,500億円)
・住民税のアップ 05年6月〜 (1,800億円)
・介護施設の居住費の徴収 05年10〜 (1,000億円)
▲1 以上が国民負担増の確定金額の概要。総計=3兆1千2百億円
(実施/予定B)
・厚生年金保険料引き上げ 05年10〜 (3,200億円)
・定率減税の圧縮・廃止 06年〜 (12,500億円)
・療養病床費の自己負担 06年〜 (1,000億円)
▲2 以上が国民負担増の確定金額の概要。総計=1兆6千7百億円
▲3 現時点(2005.8.17現在)における小泉改革の成果=国民負担増額の推計
(概算) 4兆7千9百億円
(その他/予定)
・年金課税による高齢者負担増
・生活保護の老齢加算廃止
・高齢者控除縮小・廃止
・住宅ローン減税の縮小
・フリーターの課税強化 & others to follow.
(注)下記の関連するBlog記事(■)も、ご参照ください。
■[民主主義の危機]高すぎる日本の「民主主義のコスト」
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20050315
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