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<新党>亀井元政調会長ら結成決める 党首は綿貫氏が有力
自民党の亀井静香元政調会長は16日、綿貫民輔元衆院議長らと東京都内で会談し、同党の郵政法案反対者で新党を結成する方針を決めた。17日に発表する。自民党が37人の造反前職を非公認とし、対立候補の擁立を進めたため、選挙に臨むには新党が必要と判断した。党首には綿貫氏が有力視されている。
同席した亀井久興元国土庁長官は会談後、記者団に「(参加希望者は)結構いるが、立ち上げの時はずらずらそろえる必要もない」と、政党に必要な「5人以上」の条件を満たす少人数で発足するとの見通しを語った。参院からも数人が参加し、比例ブロック単位の地方政党ではなく、全国規模の政党を目指す。
亀井氏ら反対派は当初、同党の地元都道府県連の支援を受け、無所属で立候補する道を探ってきた。県連の支援を得られれば、新党結成より得策との判断からで、いったんは新党の検討を取りやめた。
しかし、党執行部が反対派への対立候補擁立を進めたため、地方組織に動揺が広がり、反対派支援を見直す県連も出てきた。無所属での出馬には政見放送ができないなどのハンディがあり、さらに地元組織の支援が断たれれば小選挙区での当選は極めて困難になる。亀井氏らは、こうした状況を踏まえ、新党を結成せざるをえないとの結論に至った。
新党ができれば、小選挙区と比例代表との重複立候補も可能となり、当選の可能性が増える。ただ、反対派の平沼赳夫元経済産業相は16日、地元の岡山県で記者団に「新党で出るという選択肢は非常に厳しい」と参加見送りを表明した。【谷川貴史】
(毎日新聞) - 8月16日23時28分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050816-00000138-mai-pol
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