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民営化に成功したと言われるドイツでも、事実上、公営の方向に修正してしまっているようですね。
http://www.jpu.or.jp/yusei-mineika/mineika-contents04.htm
ドイツ・ポスト 〜民営化からの教訓〜
● ドイツ・ポストの民営化は国家戦略
・EU圏内における郵便市場の統合に対応
・小型物流、急送便市場のグローバル化に対応 「グローバル・ワン企業」を目指す
● 郵便の自由化は段階的、かつ、コントロールした形で実施
・書状独占の範囲は2003年から重量100グラムまでに縮小。
2006年から50グラムに。2008年から完全自由化を予定。
ただし、完全自由化でも、ドイツ・ポストのシェアは、92%程度を確保する見込み。
・1990年の特殊会社化から2008年の完全自由化まで18年かけて段階的に移行。
● ポストとポスト・バンクは、一体的に経営
・1990年に郵便と貯金の一体運営を分離。その後、ポスト・バンクは、不採算地域の郵便局から
撤退し、都市部に独自窓口設置へ。そのため郵便局が急減し、ドイツ・ポスト側と争いに発展。
・ドイツ政府の仲介により、1999年にドイツ・ポストがポスト・バンクを子会社化。これにより、窓口
ネットワークと金融サービス分野を再構築。
● ユニバーサルサービスの明確な定義付けと確保策
・2002年にユニバーサルサービス令を施行。全土に最低12,000の郵便局設置を義務づけ。
・人口2000人を超える自治体には最低1局の設置。だれでも2km以内でアクセス可能が基準。
● 雇用・社会的諸条件への配慮
・経営事情による解雇禁止を労働協約化。公務員年金の請求権を国が保障。
・参入業者に免許を付与する場合、その労働条件をチェックし、ソーシャルダンピングを禁止する。
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