★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK11 > 717.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 【女性を利用し捨てる小泉総裁】 「女性の華」頼み 比例1位、反対派選挙区 擁立急ぐ 【産経新聞】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 8 月 16 日 06:10:56)
【2005総選挙】派閥解体 夜明け前 旧橋本派 最大派閥陥落は確実
小泉純一郎首相が踏み切った衆院解散・総選挙の衝撃が、自民党の各派閥に及んでいる。党執行部は郵政民営化関連法案に反対した前衆院議員を公認しない方針であることから、反対者を多く出した派閥は分裂状態にあり、亀井派会長の亀井静香元政調会長は十五日、辞任を表明した。旧橋本派も最大派閥から転落し、首相の出身派閥である森派がとって代わる見通しで、自民党内の勢力地図は選挙後に大きく変わりそうだ。
旧橋本派の前衆院議員のうち、郵政法案に反対したのは十六人で、党の公認が得られない見通しであることから、選挙後に大きく勢力を減らすのは確実だ。一方、首相の出身派閥である森派は反対者は一人だけ。首相主導で擁立された新人の加入が見込まれることから、最大派閥に躍り出る可能性が高い。
旧橋本派では、前会長の橋本龍太郎元首相が今回の総選挙で引退する見通し。橋本氏が昨年七月、日本歯科医師連盟からの政治献金をめぐって会長を辞任して以来、後任は決まっておらず、有力候補とされた綿貫民輔元衆院議長も、郵政法案に反対して党から公認がもらえない。
派内には郵政法案に反対したグループが派閥を抜けることで「かえってまとまり、次期会長も決めやすくなる」(同派筋)との見方もあるが、最大派閥の座から転落すれば影響力の低下は避けられない。
旧田中派、旧竹下派の流れをくむ同派は、最大派閥としての数と結束力で、歴代首相(自民党総裁)の多くをかつぎ、政権運営で中心的役割を果たしてきた。小泉政権下でも、同派実力者の青木幹雄参院議員会長が首相を支える立場をとり、影響力を確保してきたが、最大派閥でなくなればこうした求心力は著しく低下しそうだ。
解散で憂き目に遭っているのは旧橋本派だけではない。旧堀内派は、堀内光雄元総務会長が郵政法案に反対して派閥会長を辞任。法案の採決では、派内も賛成、反対、棄権と割れたことから、後任の会長はすんなりと決まりそうにない。有力視される古賀誠元幹事長は採決で棄権したが、丹羽雄哉会長代行らは賛成に回り、こうした路線の違いを埋められるかどうかが課題となる。
また、小里派では、会長の小里貞利元総務庁長官が、衆院選に出馬せず政界を引退することを表明。選挙後に後任会長選びを迫られることになったが、加藤紘一元幹事長が会長に復帰するのか、ポスト小泉候補として谷垣禎一財務相を会長にすえるのか、まだはっきりしていない。高村派も会長の高村正彦元外相が郵政法案の採決で棄権に回り、小泉政権下では非主流の立場が続きそうだ。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/16pol001.htm
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK11掲示板