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自民が一次公認170人 全比例ブロックで1位に女性(
朝日新聞2005年08月13日21時12分
http://www.asahi.com/politics/update/0813/010.html
自民党は13日、衆院選小選挙区の第1次公認170人を発表した。衆院本会議で郵政民営化法案に賛成した前職のみで、同法案採決で欠席・棄権した14人や新顔・元職については、調整ができ次第、15日以降に順次発表していく。執行部はこの日も新顔の擁立作業を続け、最終的には公明党が候補を立てない全選挙区に公認候補を立てる構えだ。
武部勤幹事長は記者会見で、一部の党府県連が、民営化法案に反対した前職を独自に支援する動きを強めていることについて「自民党公認候補以外には、立候補を認めない」と強調。反対派前職が自民党籍のまま無所属で立候補した場合には「(処分を)検討しなければならない」と強く牽制(けんせい)した。
公認発表に先立ち、小泉首相は党本部で武部幹事長ら役員と協議し、「郵政民営化という政策選択の選挙であり、その理解が(有権者に)深まるよう努力してほしい」と指示。また、すべての比例ブロックで女性候補を名簿1位にする考えを示した。
自民党執行部はまた、反対派への対立候補として新たに奈良1区で鍵田忠兵衛・前奈良市長を、埼玉11区で新井悦二埼玉県議を擁立する方針を決めた。これとは別に武部幹事長は記者会見で、北海道10区で橋本聖子参院議員に出馬を求めたことを明らかにした。
一方、反対派の綿貫民輔元衆院議長は富山県高岡市での後援会の役員会で「無所属では政見放送もままならない。これ以上大きな規制を加えられるなら、この呪縛を解いてでもやらなければならないことになる」と述べ、今後の情勢次第では亀井静香氏らと連携して、新党結成に踏み込む可能性を示唆した。
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