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自民「造反」前議員の公認問題〜佐賀は申請、福岡見送り
郵政民営化関連法案に反対票を投じた自民党前議員の選挙区に、賛成派の対立候補を擁立する自民党本部の方針に地方の党県連が揺れている。
九州でも11日、福岡県連が「党の方針に従う」と自見庄三郎・元郵政相(福岡10区)を公認申請しないことを決めた一方、佐賀県連は「党の方針はおかしい」と今村雅弘・前議員(佐賀2区)と保利耕輔・元文相(同3区)の公認申請を決め、対応が真っ二つに分かれた。
福岡県連(古賀誠会長)は執行部会で県内11選挙区の公認問題を協議。自見氏と武田良太・前議員(福岡11区)は公認申請せず、対立候補の擁立については党本部の判断を見守ることを確認した。
会見した県連幹事長の中村明彦県議は「自見、武田の両氏からは公認の要請があったが、法案反対組は公認しないという党本部の方針に従うことにした」と説明。自見氏の対立候補として浮上している西川京子・前議員(比例九州)に関しては「連絡を受けていない。(11区を含め)党本部の方針が示されてから協議する」と述べた。
法案採決を欠席・棄権した渡辺具能・前議員(同4区)、古賀誠・元党幹事長(同7区)を含む福岡1〜9区の立候補予定者については公認申請を決めた。
自見氏は11日、北九州市小倉北区内で会見し、党本部から公認されない見通しについて「小泉内閣が進める構造改革への(自分の)貢献度などを総合的に評価してほしい」と不満を漏らした上、「地元の小倉北、小倉南、門司の各支部から推薦をいただいた。これを誇りに戦って行きたい」と決意を述べた。
一方、今村氏と保利氏の公認申請を決めた佐賀県連(本山光二会長)はこれまで通り2人を推していくことを代表役員会と総務会で全会一致で確認した。
いずれも非公開で行われ、県議ら45人が出席した総務会では、造反組を公認せずに対立候補を立てる党本部の方針に対する不満の声が相次いだという。
本山会長は今村氏と保利氏について「党本部で公認しなくても県連として2人を推薦していく」と断言。これを受け「大変ありがたい」と感謝した今村氏は、党本部の方針に対し「身内同士でつぶし合いをさせるのはどう考えてもおかしい」と不満をぶつけた。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_05081121.htm
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