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これまで追いつめられると、人気回復のために(将来に禍根を残すことを厭わず)サプライズを必ず行ってきたが、外交、経済、政治などの局面で、ほとんど全方位的に追いつめられた小泉の最後のサプライズが、今回の衆議院解散と選挙と考えるべきだ。
マスメディアははやし立て、案の定、支持率は急上昇した。
マスメディアは小泉が勝とうが負けようが、自民党が崩壊しようがしまいが、基本的にどうでもよく、視聴率が取れればそれでOKなのだ。
選挙の争点は郵政改革、民主党は埋没などと騒ぎ立てているが、民主党その他の勢力は、そうしたアホなメディアにつきあう必要はない。
小泉自公政権の郵政民営化案の欠陥を的確に指摘し、民主党の郵政改革に対する考え方を明確に述べ(方針レベルで十分だ)、小泉の4年間の無為無策ぶりを簡潔に指摘して、今回の選挙自体が小泉という自己保身政治家、自らの権力欲のために多くの日本人に犠牲を強いるためのものであることを述べればいい。
要するに、小泉の奇策に対しては、正面突破を図るべきなのだ。
小泉やそのお先棒担ぎの連中(政治家や評論家)が激高して語っても、冷静に論理の矛盾、結果を指摘し、それが以下に国民にとって(一部の富裕層を除いて)不利益なものなのか、将来の国益に禍根を残すことになるかを、正確に指摘すればいい(そのためには十分な勉強が必要になるだろうが)。
いちばん行けないのは、相手の土俵に乗ること、相手と一緒になって激高しても得るものはなにもない。
小泉サプライズは実は失敗続きである。
北朝鮮外交、常任理事国入り、地方分権、財政再建、その他諸々。
そして、最大の懸案としてきた郵政民営化法案である。
それらすべてに小泉は失敗してきた。
しかも、加速度的に没落が進んでいる。
今回の小泉サプライズは、ぎりぎりまで追いつめられた男の最後の、それ以外に選択の余地のない行動ととらえてよいだろう。
そうであれば、反小泉勢力は、それほど浮き足立つことはない。
今こそ正論を(簡潔に、わかりやすく、的確に)唱え、相手の欠陥、欠点を即座に指摘して、小泉の幻術をふりはらうべきなのだ。
そして、日本人の明晰な判断を信頼すべきである。
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