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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050810ia25.htm
夫婦愛優先で野田聖子氏援護、鶴保氏が派閥脱会(読売新聞)
自民党の鶴保庸介参院議員は10日、国会内で記者会見し、「私の連れ合い(野田聖子・元郵政相)が衆院岐阜1区で、自民党ではない立場で戦う。夫として応援に向かわねばならない。(派閥に)迷惑がかかる」と述べ、所属する二階グループを脱会する意向を示した。
野田氏は郵政民営化関連法案への反対派の急先鋒(せんぽう)で、7月5日の本会議採決で反対した。そのため今回は党の公認を得られず、無所属で立候補する。脱会は、党総務局長として衆院選を仕切る同グループの二階俊博会長に配慮した格好だ。
鶴保氏は「法案に反対したものすべてが改革反対論者であるような風潮や、(小泉)総裁の言動に疑問を感じる」と指摘。参院採決では党を優先して法案に賛成した鶴保氏だが、今回は夫婦愛を優先して妻を擁護することになりそうだ。
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200508/sha2005081102.html
政界の中心で愛をさけぶ…鶴保参院議員、師より妻(サンスポ)
郵政民営化法案の反対派で知られる自民党の野田聖子元郵政相(44)の夫、鶴保庸介参院議員(40)が10日、衆院選で妻を応援するため、所属の同党二階グループを退会する意向を明らかにした。鶴保議員といえば、反対派の妻と賛成派の同グループの板ばさみとなり、苦悩の末、参院本会議で賛成票を投じた。“夫婦分裂”が心配されたが、“夫唱婦随”ならぬ“婦唱夫随”で収まった?
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妻か師匠か−。まさに究極の選択。鶴保氏は政界の中心で愛を叫んだ。
「連れ合いは、自民党でない立場で選挙に出ることになる。夫として当然、応援に出向かなければなりません」
鶴保氏は10日午後、国会内で記者会見した。自民党公認が得られないまま岐阜1区から出馬する妻の野田聖子氏。妻とは逆に法案に賛成票を投じた鶴保氏は、はっきりと妻の支援を口にした。
婦唱夫随というべきか…。法案賛成派が反対派を応援する“ねじれ現象”。反対派征伐の固い意志を持つ小泉首相の逆鱗にも触れそうな決断だ。
「(所属グループの)二階会長は党の総務局長で全国の選挙対策の責任者。ご迷惑をかけてはいけない」と鶴保氏。9日に二階グループに退会届を提出していたのだ。
平成13年8月に結婚したカップルは、おしどり夫婦で有名だ。鶴保氏の参院選の際は、野田氏は「妻として応援したいから」とあえて議員バッジを外して駆け回るほど。
一方、二階グループのドン、二階俊博元運輸相(66)は賛成派で、衆院郵政特別委員会の委員長。しかも鶴保氏の地元、和歌山県選出の大ベテラン。自由党での初当選からこれまで、常に二階氏と行動を共にしてきた。
鶴保氏は参院本会議の採決でギリギリまで悩んだ末、賛成に。その直後に「限りなく反対に近い賛成だ」と苦渋に満ちた表情で語っていた。
会見で鶴保氏は「解散総選挙という事態、そして郵政民営化に反対する人はすべて改革反対論者だという吹聴に、疑問を感じます」と小泉首相の政治手法を批判した。妻には心強い援護射撃だ。
「お世話になったグループへの思いは変わらない。できれば選挙期間中だけ休ませてもらいたいという気持ちの方が強い」。複雑な胸中も吐露したが、それでも妻を選択。脱会届は「自分なりのけじめです」。
けじめ退会に一番ホッとしているのは聖子妻。一時は切れかけた絆(きずな)を再び固く結び、総選挙を乗り切る。
★地元は野田応援
「地元の皆様を信じて頑張っていきたい。党の対立候補が誰でも、自分の選挙をしっかりやるだけです」。野田聖子氏は10日、地元の自民党岐阜県連の常任総務会に出席し、キッパリと言い切った。
常任総務会では、郵政反対派の野田氏らを党本部が公認せずに対抗馬を擁立した場合、その対抗馬を支援しないことを決めた。岐阜選出の衆院議員は比例東海含め6人。うち法案に反対票を投じた造反議員が野田氏ら3人いる。県連は「6人の公認申請が通ることが最優先。公認されなくても県連として公認、推薦する」と確認した。
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