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(回答先: 自殺した永岡前衆院議員の妻が立候補へ 茨城7区 【朝日新聞】 goo ニュース 投稿者 愚民党 日時 2005 年 8 月 10 日 00:14:03)
【混沌05総選挙】造反潰し反発と混乱
「対抗馬」に小池環境相を“電撃擁立”
都連「強権的、許せない」/「支援団体推薦が…痛い」
「郵政解散」に伴う真夏の選挙戦が事実上スタートした九日、自民党本部と地方組織の「ねじれ」現象が早くも表面化した。首都・東京では、都連が郵政反対派の小林興起氏(61)を推す構えをみせたのに対し、党本部は小池百合子環境相(53)を擁立する方針を固めた。「抵抗勢力」の一掃に強い意欲を示す小泉純一郎首相。これに対して“造反組”の支援に傾く地方組織は少なくない。選挙戦の行方は混迷の色を見せ始めている。
■ねじれ
「地域が支えている政治家が頑張って、国民政党の自民党ができている。この人たちを裏切るような強権的なやり方は許せない」
九日夜、小池氏が、小林氏が出馬を予定している東京10区から出馬する意向を固めたことが伝わると、都議会自民党の野村有信幹事長は、語気を強めて党本部の対応を批判した。
小林氏はこの日、東京都連の政調会長を辞任。しかし都連は小林氏を党本部に公認申請することを決めていた。
小池氏はもともと比例代表近畿ブロックの選出。「今回のくら替えには小泉首相の意向が働いた」(関係者)という。反対派の急先鋒(せんぽう)である小林氏に現職閣僚をぶつけることで、「抵抗勢力」の一掃を図る決意を示す狙いだ。
小池氏擁立を同僚からの連絡で知ったという地元区議は「小池氏は女性票を獲得できそうだが、これまでの小林氏との関係を考えると、小池氏を支援するかどうか、何ともいえない」と言葉をにごす。
小林氏と同様、郵政法案に反対し同日、都連会長を辞任した八代英太氏(68)=衆院東京12区から出馬予定=は、「一つの政策の食い違いが、こんな大きな形で方向性を変えた。政治の非情さをかみしめている」と語った。
辞任を表明した会合の席上、「郵政民営化自体は否定しないが、郵政公社の見直しをするという四年間も待たずに今の法案を通そうとするのはおかしい」と小泉首相の強引な手法を批判。一方で、「誰よりも自民党を愛し、本当に誇りに思っている」と男泣きし、複雑な胸中をのぞかせた。
無所属での立候補となりそうな八代氏は午後には、さっそく地元・北区に入り、JR赤羽駅周辺で街頭演説。駆け付けた支持者から「応援するぞ」と握手を求められ、ようやく笑顔が戻った。
■地元へ
“造反組”の一人、城内実氏(40)=静岡7区から出馬予定。一夜明けた九日午前九時すぎ、夫人の陽子さん(34)が運転する車で浜松市三方原町の事務所に入り、近くの国道交差点で初の街頭演説を行った。
「小泉さんを批判したわけではない。信念に基づいて行動した」
静岡県連では、郵政改革について城内氏と近い意見も多い。関係者には「県連が独自に城内氏を推薦することもありえる」との声もある。
同じく“造反組”の保坂武氏(60)=山梨3区から出馬予定=も九日午後、地元入りし、街頭演説や支持者へのあいさつ回りを開始。「国民のためと思って法案に反対した。改革への反逆児のように言われるのは心外だ」。強気の候補者とは対照的に、後援会幹部は「無所属になると、支援団体の推薦が受けられないのが痛い。『公認』の文字をどうするか未定だったので、ポスターの準備もこれから」と、あわただしく対応に追われていた。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/10na1001.htm
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