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(回答先: ホリエモンと武部の会見映像から小泉・飯島ラインの戦術を読み解いてみる。 投稿者 クエスチョン 日時 2005 年 8 月 20 日 10:27:23)
クエスチョンさん、こんにちは。
ターゲット戦略について感じていること、ですので、ネタが若干ミー
ハーなものになりますが(^^;;)。
ホリエモンと武部、男性の見る目はそうなのか、と面白く拝読しま
した。イメージ戦略、女性ウケの部分で見ると、「クールビズ」は
諸刃の剣だと思います。
(以下井戸端レベルの表現で書けば・・)
あの会見映像、内容もさることながら、自分の中のミーハーな部分の、
反応は「うわあーなんだこの油ギッシュなショットは・・」でした(笑)。
単純に見た目の部分だけで言えば、普段スーツにネクタイだから、
まともに見えてる人が、ネクタイ外したら、品の無いオヤジにしか
見えなかった、の典型が最近の武部氏他(苦笑)。
ホリエモンも、男性ウケはいいと思いますが、そういう部分で女性
ウケしているという話は聞いたことがないです(笑)。
その点、小泉は突出して見せ方が上手いです。女性週刊誌ではなく、
おしゃれにみえる男性文化人などのインタビューが出ている女性誌に、
出てくるようなスタイリスト仕様のファッションになっています。
女性向けのイメージ戦略は、小泉集中で、他はもしかして手抜きな
のではないかと感じています。田中真紀子の対抗馬を見た時は、イ
メージ戦略の部分では女性票を捨てたなと思いました(笑)。
小池氏、片山氏、猪口氏辺りまでは、女性票を狙っての女性候補と
いうよりは、オヤジ好みまたは熟女好き系狙いの男性票狙いだと感
じます。唯一藤野氏が、いわゆる女性から見た女性の「勝ち組」
「憧れのライフスタイル」系、女性票をも狙った候補でしょう。
イメージ的な部分から見ると、今回の選挙は、ともすれば女性はうん
ざりするような、男性的な世界のみがイメージとして展開されてい
るように感じます。女性の関心を高めようというより、今時の女性が
うんざりするようなマッチョな世界を展開して、女性の関心を遠ざ
けているのでは。
家計をやりくりする人間が気になる類の日常に直結した話題が、道
路公団と比べて郵政民営化はとても少ないと思います。日常生活レ
ベルで言えば、郵便局を日々利用している主婦層の人達からすると、
民間より郵便局が便利で安い部分が多いと言うことが実感としてわ
かっているはずです。道路公団のような主婦層向けと思われるの細
かいレベルの「だから損をしいてる」的話がぜんぜん出てこないの
は、具体的なことを切り出すと墓穴を掘りそうだから、ではないか
と感じます。
メール便。多少安いですが、厚さ2cmまで。
ゆうパック。現状でも大口契約者以外、民間よりは低価格。
郵貯。旦那の給与は銀振でも、妻は旦那には「使いにくいぱるる」の
方が何かと都合いい(笑)。土日も手数料取られない。
簡保。民間保険会社がつぶれた時の面倒さと損したことを覚えてる。
こういうことを我に返って思い出されてしまうと困るから、テレビを
消したくなるようなイメージ戦略を展開しているのではないかと、
勘ぐっています。女性候補をなどと口では言いながら、実際は彼らが
ターゲットにしてる無党派層は、家計のやり繰りはしていない=現
在の郵便局のメリットが実感できていない、多くの男性方ということ
なのでしょう。女性には関心を抱いて欲しくないのが本音では。
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