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6カ国協議
今回この、協議を取り持ったのは中国です。
そして、今回は中国が表立って北朝鮮の説得工作に動いています。
こういう取り決めの場合、ある程度の良い回答を用意しているものです。
ですが、結果は米・北のもの別れに終わりました。
さあ、この協議は、このような形にすることを中国と北朝鮮の間で決まっていたことなのでしょうか？
（気になること、この協議の途中に中国海洋石油はユノカル買収を断念しています。）
それとも、北朝鮮が中国の面子を本当に立てなかった結果なのでしょうか？
もし、前者ならアメリカはコテンパンに外交政策で遅れをとり
もし、後者なら、北朝鮮は、大変な敵を作ってしまったことになる。
（今までは、中国も北朝鮮の金融にかなり大目に見ていましたが、中国銀行や建設銀行・中国工商銀行などが上場の予定をたて、不良債権処理に全力を上げる中、北朝鮮の不良債権をどのように処理すればいいか中国政府は困っているとおもいます。）
後者だとすれば、北朝鮮と中国とロシア、ロシアと中国の微妙な力関係が動くところに重点をおいてみると
こんご、面白いとおもいます。
もし、前者だとすれば、米国と中国の間に深い溝を感じる外交が展開され、台湾問題にも飛び火しそうです。（日本も台湾問題でかなり神経質な問題が浮上するのではないでしょうか？）
7日、なにもないことを祈ります。
日本では郵政民営化。アメリカでは不動産などのバブル懸念。
しかし、この8月は文字通り、暑い夏ですねー。
またおおきな転換点でもあります。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050806AT2M0601906082005.html
6カ国協議、一時中断へ・７日の全体会合で決定
【北京＝吉野直也】北朝鮮の核問題解決を目指す6カ国協議は6日、一時中断する方向で最終調整に入った。焦点の「核の平和利用」を巡る米朝間の対立が解けず、膠着（こうちゃく）状態が続いたためだ。米朝を中心に本国と再調整する時間を設けるべきだとの意見が浮上。議長国・中国が同日各国に中断を提示した。7日の全体会合で中断期間などを正式に決める見通しだ。
日本首席代表の佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は6日夜、記者団に「6カ国協議は休会の方向で調整している」と明らかにした。7月26日に始まった6カ国協議は6日で12日目を迎える異例の長さで、いったん中断して仕切り直しすることになった。
日本政府代表団は中断の理由について「（米朝で）基本的な考え方の隔たりを埋めることはできなかった」と指摘。核の平和利用の権利を明示するよう主張する北朝鮮と、原則としてすべての核放棄を求める米国側の意見の相違が解けなかったことが原因と説明した。 (23:04)
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