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(回答先: Re: 小泉も世襲議員でしたっけね。 投稿者 保険屋 日時 2005 年 8 月 19 日 21:36:20)
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宮崎県選出の自民党衆議院議員、江藤隆美氏(78歳、2区、江藤・亀井派会長 建設・運輸大臣、総務庁長官)と持永和見氏(76歳、3区 厚生省薬務局長、社会保険庁長官)が解散・総選挙を前に引退を表明、それぞれ長男を後継者に指名した。
政界の世代交代は今次選挙で一段と進むようだ。自民党では他にも世襲・二世組があまたいる。また、現役ながら民主党の菅 直人代表の子息も出馬予定と伝えられる。
衆議院では30%近くを世襲議員が占め、自民党では40%にも達する。小泉第2次改造内閣の顔ぶれを見ると、非議員の2人を除く16人中、いわゆる世襲・二世議員は小泉首相はじめ7名を数える。今をときめく安倍普三自民党幹事長(49歳)も然りである。
同じ世襲でも北朝鮮の独裁体制の「世襲」と異なり、民主国では選挙の洗礼を受けるので同一視するわけにはいかないが、生れながらにして、三種の神器(地盤、看板、鞄)を持つ二世候補者は明らかに優位な地位に恵まれている。また、政党の方も即効性を重んじて二世を重用してきている。
要は実力。別に世襲でもいいじゃないか。それはその通りだが、台湾の李登輝前総統がかって「なぜ日本は停滞しているのか。第一に考えられるのが、政治家の世襲がはびこってしまったためである。第二にやはり官僚主義が変化への対応を遅らせてしまっている」と指摘したことは重い(『台湾の主張』PHP出版)。
自民党宮崎県連はこのほど総務会を開催、複数の新人候補が公認申請を予定している本県2、3区では、公認候補を出さずに、党籍を持つ当選者を総選挙後に追加公認することを決めた。江藤氏は「決定は認めない」と強く反発している。
堀之内久男同県連会長(78歳、衆議院九州ブロック比例区 農林水産・郵政相 今期限りの引退)は「2区も3区も父親が支部長。だれが見ても公平だと思えない」と語ったという。
(鈴木康之)
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