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* 2005.08.19 Friday * 11:28 * Kaisetsu
衆議院選挙前までのインテリ層の役割は終了か
http://blog.kaisetsu.org/?eid=144773
8月19日の朝日新聞朝刊、オピニオン面で、「森永卓郎氏」が、小泉内閣の性格と郵政民営化の本質を述べている。
まず、政府統計の「嘘」を指摘し、見えない「弱者」の存在を浮き彫りにし、小泉改革なるものが、「似非改革」であり、強者のためのパイの収奪である、ことも述べている。
また、その「切り捨てられる弱者」こそが、小泉支持という「パラドックス」についても、「浜口雄幸内閣」の例を出して説明、日本社会の脆弱的な体質が、今も変わっていないことを指摘している。
また、郵政問題にしても、「政府提出の郵政民営化法案」の是非を、一般論としての、「郵政民営化」の可否にすりかえていることも、喝破している。
できれば、「売国政権」であることを、指摘して欲しかったが、朝日が削ったのかもしれない。
この事実認識は、勿論、竹中氏も同じだろう。
民衆を権力の側から操作する知識人と庶民の側から事実を語る者との差である。
ここまで、具体的に、小泉政権の手法が暴かれているのだから、後は、「民衆」という存在が、どれほど、考えて投票するか、つまり、日本の民主主義の熟度の問題に帰結する。
「民衆」を苛める政権を「民衆」が支持するのであれば、「民衆」が、今後も、苛められ、虐待されても、それが、「民主主義」であろう。
日本とは、そのような国である、と悟るべきであろう。
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