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朝日【参院亀井派会長も反対、自民に悲観論 郵政法案】
http://www.asahi.com/politics/update/0805/007.html
参院亀井派会長も反対、自民に悲観論 郵政法案
2005年08月05日15時07分
郵政民営化法案の自民党内攻防は5日、焦点の参院亀井派の中曽根弘文会長が法案に反対する考えを派閥総会で表明し、成立を目指す党執行部は厳しい状況に追い込まれた。法案は5日夕の参院郵政民営化特別委員会で可決、8日午後1時からの参院本会議で記名投票で採決されるが、参院亀井派で大量造反の動きが出ており、党内では可決は厳しくなったとの悲観論が高まっている。小泉首相が法案否決なら衆院解散の構えを示すなか、執行部は最後まで可決による解散回避の道を探る。
中曽根氏は5日昼前に開いた参院亀井派の総会で、「自主投票だが、私は反対する」と明言。この後、記者団に「今のままの法案では賛成できない。参院でよりよいものにする努力をしたが、国民のための法案になっているかどうかを考えると、まだ十分でない」と語った。
中曽根氏はこれに先立ち、青木幹雄参院議員会長に電話し、「先日の青木会長の話を聞き、継続審議も無理だと理解した。今回は反対させていただく」と伝えた。
また、同派の柏村武昭防衛政務官も同日午前、法案への反対を記者団に明言し、政務官辞任の考えを表明。同派の大野つや子、狩野安両氏も「会長に同調する。党の役職も辞任する」と相次ぎ表明し、同派から大量の造反者が出かねない情勢となった。
自民党から18人が反対に回れば法案否決となるなかで、参院執行部は18人の参院亀井派議員の説得に全力を挙げてきた。そのカギと見られてきたのが中曽根氏で、悪くても欠席にとどめられれば派内の他の反対派も説得できると期待していた。
ところが、4日の小泉首相と福田康夫前官房長官らとの協議で継続審議とする案が不調に終わったことが、中曽根氏らに「反対」の判断を促した形だ。与党内には「一気に否決の流れができた」(公明党幹部)との見方が強まっており、首相に近い自民党幹部も「否決の確率が高くなった。手の打ちようがない」と語った。
中曽根氏の表明を受け、自民党の武部勤幹事長は各派出身の副幹事長に「最後まで説得を続けてほしい」と指示。8日の本会議採決まで、他派閥の議員への波及を最小限に抑えられるかどうかが今後のカギとなる。
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