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小泉・山崎追い出せ、倒せ自民党。
小沢・鳩山追い出せ、壊せ民主党。
上はまあまあ認める事は出来るが、下は認められんと言う人が多いだろう。
断っておくが、私はこの二つのスローガンを主張する積りで書いたのではない。
こんなたるい主張を私はしない。民主党は当面は壊れないからだ。正しくは壊れる力も無い有様なのだ。
もしも、衆議院が解散されたなら、分裂自民党は政権から滑り落ちて民主党が天下を取るであろうと考え、それを期待する国民は多いだろう。
小沢はアジテーターであるから、コロリとやられるインテリ国民は多いのだ。
さて、目出度く?!民主党が多数を占めれば、自民党は分裂してもしなくても民主党と連立を組むだろう。公明党は勿論これに参加だ。
そうなれば、目出度く「大政翼賛会的ファシズム政権の誕生」だ。
さてしかし、政局はこの様に動くかどうかは判らないのだ。
なぜなら、今年後半から来年末にかけてのイラクでの米国の動きが日本の政局を規定するからである。
我が国の政局の底流は、実は単純ではないだろう。「泥沼状態」から「土石流」に至ると私は考えている。
さて、この様な時に、民主党は内部闘争をやったり分裂したりするエネルギーがあるか?と問えば、「それは無い」であろう。
今後の情勢に引き摺られてそうなる可能性はある。その時は、支持者達や支持団体の圧力を受けてそうなるのだ。外部の力を受けてそうなる可能性はある。
しかし、民主党と言う政党は、
「大政翼賛会的体質」を自民党よりもより濃厚に持った政党なのだ。
その体質の精髄は、『無気力』なのだ。
もともと「大政翼賛会」は軍国主義政党を中核とし、それに非常時体制に追随した労農政党が付着したものである。これは時流に無気力に流された政治家集団の姿でしかないのだ。従ってこれは敗戦によって崩壊したのだ。時流に流された結果である。
民主党は、正にこれそのものではないか。
自民党の中にいたタカ派に、旧社会党や民社党の盲目的な追随者達が付着したのである。
従って、元々大政翼賛会的なのであるから時流に流されるだけであり、「無気力」であるのだ。
だが今後の自民党の内紛の影響を、民主党も受けるであろう。引き摺られるのである。
「いよいよ」大揺れであろうが、政治家の中から少しはまともな何人かは出てくるのではないだろうか。
自民党に愛想をつかして、無気力な民主党に「期待の投票」を考えざるを得ない国民を本当に気の毒に思う。
明治維新を権力奪取の野心で推進した軽薄な愚か者達が、能力高い国民達を「政治に盲目な民」の運命に追いやったのだ。そして国民達は勤勉な勤労者として、勇敢な兵士として近代史に骨を埋めたのである。この有様をみて涙を禁じ得ないのである。
明治維新を推進したのは、「政治を知らず政治に不慣れな奴共達」であったと、その仮面を剥がして批判するのである。彼らの多くは内紛を起こして自滅した。しかし、彼らの残した路線だけは継続した。
彼らは、維新の英雄だって? いいや、「半英雄」である。
国民が国家権力を盗まれる事無く、国家の主人公になれる日に、一日でも近づく事を願う。
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