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Re: 朝日の本田記者は、最初から書くことが決まっているので録音なんかする必要がない
http://www.asyura2.com/0505/senkyo10/msg/823.html
投稿者 1fan 日時 2005 年 8 月 02 日 12:56:16: mPwe9yPjV5CMU
 

(回答先: NHK番組改編問題と公安調査庁  投稿者 ニッテラン 日時 2005 年 8 月 01 日 23:09:16)

筒井康隆の紫福談

http://www.go-smoking.net/special/spe050301001.htm

第8回
禁煙すると差別主義者になるぞ。

 NHK対朝日新聞の戦いでは、朝日の本田記者が録音したテープを公開しろ公開しないの議論になっている。恐らく本田は録音をしなかったのだと思う。彼がわが家にやって来たときは、録音などしなかった。だいたい彼の場合は、最初から書くことが決まっているので録音なんかする必要がないのである。記憶しているのは彼が小型カメラを持ち、おれが質問に困ったり、返事に困ったりしてなさけない顔をしている時を狙い、ぱちりぱちりと撮っていたことだけである。案の定、新聞にはそのなさけない顔の写真が出た。相当に悪質な記者だ。

 この本田記者は有名人であったり政治家であったりすればもうそれだけで攻撃の対象にできると考えている。これは一種の差別にほかならないのだが、そもそもは彼自身が告白しているように、本来差別主義者であった彼がただ、差別する対象を変えたというだけのことなのである。

だいたい非差別者支援団体の人間たちはもともと差別主義者であった者が多く、その罪障意識から非差別者支援に走るわけであり、だからこの連中の糾弾は熾烈であり、極端でもある。そう言えばわが小説中のある部分を差別的であるとして部落解放同盟へ直訴に及んだスガという評論家(漢字がありません。シャケという字の魚偏を糸偏にした字です)も学生時代は極端な差別主義者であったらしい。

 おやっ。このパターン、何かに似ているとは思いませんか。左様左様。禁煙した人間が喫煙者に対して極端に不寛容になるあのパターンと同じなのである。つまり禁煙によるストレスを嫌煙権運動によって発散させているわけで、わが周辺にもこういう者がしばしば見受けられる。後輩のSF作家で田中光二という男がいて、この男それまでははさっぱりとしたなかなかいい男だったのだが、喫煙すべきでない場所で煙草を喫っている人間を見かけると途端に口汚く罵りはじめるようになってしまった。三番館で映画を見ていて喫煙している者がいると「こらあ。やめろ。迷惑だ」と罵倒するのである。どちらが迷惑だかわかったものではない。

 この男に限らず、喫煙している者の傍にやってきて罵るやつというのはたいていが以前喫煙していたやつであり、ヒステリックの度合いが高くて前後の見境いがない。こういう連中はあながち喫煙している者にのみヒステリックになるのではなく、日常のあらゆる場面で不寛容となるから注意しないととんでもない目に会わされることになる。

 煙草を愛していた人間が禁煙すると、本人にとっても危険なことがいっぱいある。その第一は何といっても肥満であろう。食べものの味がわかるようになるのはいいのだが、禁煙したための口寂しさも手伝ってやたらに食うようになる。たちまち肥満し、禁煙のストレスも加わって心臓を悪くしてしまう。わが周辺にはそういう者が多い。社会的にも自身の健康のためにも、禁煙ほど害の多いものはない。賢明なる愛煙家の諸君は、くれぐれも禁煙などという愚行に走られることのなきよう、ここにしっかとご注意申しあげておく。

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