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Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050801-00000023-maip-sociより引用
永岡議員自殺 永田町に衝撃、同僚議員ら「信じられない」
郵政国会がヤマ場にさしかかった1日、自民党の現職衆院議員が自殺し、永田町に衝撃が走った。3度目の挑戦で初当選をつかみ取ってから、わずか2年の永岡洋治議員(54)。郵政民営化関連法案に反対派が多い亀井派に所属しながら、賛成票を投じ「一部議員から攻められ悩んでいた」という証言もある。地元や同僚議員らは「信じられない」とショックを隠しきれなかった。
自民党の元首脳は「(永岡議員は)まじめな人だっただけに、郵政民営化法案への対応を途中で変更したことに苦しんでいた」と語る。
「法案に反対したら、次の選挙で応援しない」。自民党元首脳によると、同法案に強硬に反対論を唱えていた永岡議員は衆院の採決前、自民党執行部からこう締めつけを受けたという。「地盤が弱かったこともあり、採決で白票(賛成票)を投じた」。
採決後には、一部議員から「裏切り者」と言われ、マスコミ各社の取材には「法案に賛成ではないが、党議拘束されているので白票を投じた」と語った。周辺に「非常につらい」と漏らしていたという。
しかし、地元や同僚議員は「変わった様子はなかった」と口をそろえる。30日昼ごろ、東京から地元・茨城県古河市に戻り、午後から夏祭りにポロシャツ姿で参加。みこしを担いだ子供らと一緒に市内を練り歩いた。
31日は午前9時から、古河市の市制施行55周年記念式典に出席。午後8時ごろ、私設秘書の携帯電話に「東京に戻ります。後はよろしく」と連絡があった。
永岡議員と同じ超党派の政策勉強会に所属していた金子善次郎前衆院議員(自民)は「先月中旬、私のパーティへの出席をわざわざ電話で、断ってきた。義理堅い人だったのに」と言葉少なだった。農水省で同期だった伊藤健一総括審議官は「同期の中ではナンバーワンと言われた優秀な男。選挙に何度も落ちながら、よく頑張っているなと思っていたのだが…」と、声を落とした。
東大卒で農水省キャリア官僚だった永岡議員。96年に新進党公認で初出馬したが、次点で涙をのんだ。00年には、ゼネコン汚職であっせん収賄罪に問われ、公判中の中村喜四郎元建設相に挑んだが、再び落選。同元建設相の有罪が最高裁で確定し、失職に伴って行われた03年4月の補選で、初当選した。
(毎日新聞) - 8月1日17時29分更新
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